2018年9月23日日曜日

秋の入口で


去り行く

どこまで

どこまでゆけば...

やがてたどり着く

揺るがなき

自分の姿...

苦しい

切ない

心もとない

幾千もの
夜越えて

神様は拵える

試練を...

そうして

たくましく

育ててゆく...

自然にやさしく

人にやさしく

降り注ぐ日の光...

ちょっぴりさみしい

秋の入口

どこまでも

続くかのような

日々に...






風回想


無色透明

無味無臭

至極さわやか

ときおり郷愁...

待ちわびた風が

今朝
色付けて

吹いてきた...

秋心地の

ほわっ


どこか

懐かしくかおる...

僕は
遥か昔の学生時代

体育館へ移動する
渡り廊下

ほんとに一瞬だが

そこにいた...

あの日

あのとき

あの場所

ふきわたった



かぜ

かぜ...






出会う


何かと出会う

僕たちは

生きてゆく大切

に触れる...

僕たちは

心震わせ

大地に生きる

を実感する...

君の過信

重たく感じながらも

できるだけ
応えてゆきたい

そう思う...

大切

大切は
人にとどまらず

もの

場所

見えた景色

匂い

感覚

そして


揺らすことば...

今日も

大切

迎えに...





2018年9月22日土曜日

こころ実


恥じらう林檎

躊躇う雫

硝子の箱に

小さくおさまる...

表面には

玉汗のような雫...

林檎は

ガラスの箱こじ開ける

そんなひと

待っているのか

真っ赤に

黙ったままに...

硝子の箱は
誰かのこころ

心の扉
開いて

真っ赤な実に

ふれてほしい

そんな想いを...

それでも
林檎は

硝子の箱に

入ったまま...

おそらく



割るものも

こじ開けるひとも

現れないこと

知っている...

硝子に
守られる

硝子に...

果たして
幸せなのか


林檎...






一瞬の不覚


ほら

いつかかんじた

かなしみのその正体

垣間見る...

ひとは生きる

悲しみ

喜び

ないまぜ

苦悩する脳...

解読できない

いとしさのシナプス...

あなたを

知れば知るほどに

悲しみ

感じてしまうのは

不覚...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...