忘れたことなど
少しもないよ
忘れるわけなど
あるわけないんだ
キミと過ごした春の
穏やか
キミと見つめた
夏のゆうだちの
あとの空に架かる虹
少しずつ
秋へと歩を進める
柔らかい夕日に
明日も一緒だよねと
敢えて約束することも
なく
冬を見つめて
厳しい寒さを越えた
ふたり
あれから...
時は悪戯に過ぎていった
キミのこと
片時も忘れることなく
ひとつ今日
年を重ねる
もう誕生日だと
喜べやしない年だけど...
キミのことは
忘れない
笑いあい
涙こぼし
励ましあい
こころ
こころ
寄り添いあった
キミのしあわせ
喜ぶひとが
ここにもひとり
いることを
どうぞ
忘れないで
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