2019年9月20日金曜日

光宿るところ


思い通りに
ならないことに

ありがとうを言おう

思い通りに
なることなど

この世に
数えるほどしかない...

思い通りに
ならないことに

ありがとうを言おう

感じる

育てる

やり遂げる

無限に

永遠に...

思い通りに
ならないところに

ぼくの精神が

大人になる鍵が

潜んでる

おそらく...

学びながら

諦めながら

でもまた

光を感じて...

こころに

まぶしいひかり

ひかり...



風の色空の色


この世界が


なくしたとしたら...

風のいろ

空のいろ

木々たちがみせる
四季の色づき

芸術
思わせるような

この世界が


なくしたとしたら

キミの顔が

ほの紅く
色染めるのも

映らない...

昔の
モノクロ映画の如く

色なくしたとしたら...

晴れやかな
舞台には

程遠いぼくも

色の感じ方は
知っている...

この瞳で
認識する

この世界の色

このこころで

抱きしめる...



2019年9月17日火曜日

秋の訪れ


なかなか
やるじゃない


なかなか
いいじゃない

なかなか


なかなか

中心をとらえる...

今日も


なかなか


素敵な日にしよう

美しく

羊雲浮かび


やわらかく
吹いた

秋の虫が
小さくないてる...

なかなか


いいじゃない

素敵な日に


なりそう...















2019年9月15日日曜日

秋のはじめに


朝夕

少し冷たい風が

吹き始めた

ここから季節は

加速度あげて...

だって



見上げたなら

秋雲がぽっかり

浮かんでる...

暑い

暑いと

夢中で

駆け抜けた夏

終わってみれば

あっという間...

あなたが居る

日常も

戻ってきた

変わらない

屈託ない笑顔で

あなたと

朝迎える...

あなたの声

夢のように

きいている...

母と暮らせる

しあわせは

秋に

可憐に咲く

秋桜...

楚々として

だけど

確かなこころ...

2019年9月12日木曜日

命は天恵


命の始まりは

静かに

厳かに

命の育みは

やわらに

丁寧に

命の叫びは

時に

胸をうつ...



生きる我ら

命の始まりを

命の育みを

命の叫びを

照らし出す

天からのひかり...

今日も


歩いてゆく

歩き続ける

その命

その命の輝きを...

キミが

そっと手を差し出す

ボクは
その手

強く握って

勇気を
心に

滾らす

ふつふつと...












新たなる

夢は芽吹いて...

2019年9月11日水曜日

neco


ブルーサファイア...

キミの瞳は

美しく輝く

毛並み
撫でれば

キミは
小さくないて

気持ち良さげに
くるまる...

かわいい

かわいい

キュートなcat..

目に映るもの


同じ景色を

同じ空気を

同じ希望を

同じ勇気を

諦めない限り

真っ青なる

空を

海を

海を行く
白い船を...

同じ勇気を

同じ希望を

持っているなら

少しくらい
違くても

見えるだろう

そこからも

この

茜ソラ...

気持ちはキミへ


キミのそばで
キミを見つめて

広い愛

感じてる...

ねぇ

ボクは
キミを

そっと
抱きしめているかな

ねぇ

ボクは
キミの苦しみ

感じられているかな...

キミと
笑い合う日々に

キミの涙

右の人差し指で

拭った感触

大切にしたい...

キミへと向かう

揺るがない想い...

夜のライト


クールに
雨受ける

冷えてゆく身体...

雨粒たちは

ダンスするよりも

もっと激しく...

秋雲と
夏雲が

重なり合い

雷雨を齎す

降り出す...

途端に

息もつけぬ程の大雨

電気も止まり

夜の暗闇

作り出す...

車の
テイルライトだけが

光を放つ...

2019年9月9日月曜日

嵐のあとで


キミ
見つめてる

キミ
抱きしめる

このこころ

こころひとつで...

こころに
色はない

そんな風に言うけど

キミ想う
この気持ちは

ハッピーカラー

間違いない...

激しい風雨
去った朝

ポツンと残された
バケツが

倒された
木々が

その凄さ
物語ってた

風の色
変わった

ほんのり...

夏は今年も


蒸気立ち上る

真夏の蜃気楼

歪んでたひずみ

齎した...

ふと
声がして

後ろを振り返る

まぎれもない

愛しいキミの

向日葵のような

真っ直ぐな笑顔...

夏は

駆け足で過ぎた...

2019年9月8日日曜日

九月の朝


新しい気持ち

今日だって芽生える...
新芽の季節は
過ぎたけれど
美しいあおは
通り過ぎたけれど

高くなった空

いつのまにか
澄んできた...
雲が
やわらかさ醸し出して

空飾る

新しい朝...

秋の入り口



降り注いだ

穏やかな日のひかり

やわやわの心に

チクリと沁みる...

めくるめく

穏やかな日々も

もう少し

あと少し...

ゆるやかな坂

のぼると

秋の入り口...



2019年9月6日金曜日

母さん...


共に歩いた
遥かな道を

共に笑った
何気ない幸せを

あなたが
寂しそうな素振り
見せれば

あなたを包み込みたい


心から思う...

あなたに変調

現れたのは

丁度
一月前のこと

少しずつ

その歩

たどたどしくなってはいたけれど

突然

足が前に運ばなくなって
慌てて病院へ


診断結果は
慢性硬膜下血腫


次の次の日には
ドレナージを行うことに...


それでも

明るく振る舞うあなたが
切なく映った...

手術は

1時間近くまで及んだ

無事

待ち望む家族

いつもより

長く感じた1時間...

帰ってきたあなたは
管に繋がれ
酸素を吸入していた...


思えばあなたは


ここ何年か

入退院を繰り返し

骨折をあちこち

何度も繰り返した

その度に

心臓縮む思いで
見守る...


だけどあなたは


不屈の精神で
また立ち上がって
ここまできた

介護認定に

申請出して...

それでも尚且つ


あなたは私がお世話したい



心からそう思う...

昨日お見舞いのとき
二人で
クロスワードパズルに夢中になった

時のたつのも

あっという間に...

あなたの笑顔
またこうして

側で見られる

あなたの声

耳元に響く

お母さん
まだまだ二人


共に歩こうね


2019年9月1日日曜日

軌道


この道は

いつか
辿った道

そうだね

あの日のような

アカシアの花が
咲いている...


揺さぶるかなしみ

包み込むような
優しさ...

あなたを
いつも

感じてる...

穏やかに
映る

ひのなかで...

2019年8月30日金曜日

冬を愛する...


いつまでも
一緒に居られると

どこかでそう
思ってた

いや
思いたかった

だけど
確実に

別れの時は忍び寄る...

覚悟
しなくてはいけないのに

昨日触れた
あなたの
手の感触が

そのやわらかな
優しさが

僕をまだ
夢見させる...

くれたひと

教えてくれたひと

育んでくれたひと...

あなたは
いつまでも

僕の母親...

遠く
遠く

離れてしまったとしても...

あなたを

あなたの声を

あなたの顔を

記憶深くに
根付かせる...

時間を

せめて時間を

ください...


決意


あなたを

どれだけ抱きしめても

あなたは

緩やかに

僕から離れてゆく...

どれほどの
思いならば

あなた
救えるのだろう...

細くなった足

丸くなった背中

覚束ない歩...

あなたが

今日も息をしている

朝を迎えてる

そんなことが
こんなにも嬉しい...

大切に
過ごして行こう


新たなる朝...


君といた風景


確かに食事を共にした

いつも通り
冗談を交わした

可愛らしい
あなたの笑みを 

向かいに座って
見つめてた

運命は
時に皮肉

優しいあなたを
苦しめる...

仕事を終えて
帰宅したボクは
  
今朝方
あなたが揺られてた

マッサージチェアを
じっと見てる...

あなたが座った
そのまま

あなたの特等席

あなたが
帰るのを

ボクは信じてる...

また
大好きなマッサージをして
うたた寝してよ

信じる

あなたはきっと
    
大丈夫
















いつでも仲良し 
隣合わせ

これからも...

2019年8月26日月曜日

命、情熱


命とは

誰かが落とした

優しい孤独

命とは

誰かの蠢く

魂の記憶...

命に
出逢う時

人は

人の尊さに

人は

人の儚さに

瞳潤ませ

感じいる...

その
鈍色の情熱に...


2019年8月25日日曜日


小石

小石

糸思

糸思...

不可解
持て余して

生き延びてゆく...

あわてないで

無理矢理な結論は...

解けないならば

解けないなりの
理由が

そこにはあるのだろう

まだ
ときは
残されているのかも...

突然のように
命終えても

命の期限
知ったとしても

別れの辛さは
言葉にできない...

この世界が
消える

いえ

この世界から
ぽつ


消えてゆく...

ボクは
どこにゆくのだろう

こころは
どこをゆくのだろう

だろうか...

ようよう
感じてきた
不可解の答え



そのまま迷宮...

ずれていく

ずれていく

論点のほころび...

そんな
取り止めなき話


キミはいつも
付き合ってくれる

しょうがないなぁ
私がいなきゃダメなんだから

そんな風に
笑う...

冷めた紅茶が
音たてる

ミルク入れても

今さら
混ざり合わない

熱いうちに
優しくかき混ぜて

誰かの言葉が
花びらに

そっとひかり
浴びせてくれる...

誰かの
たてた音


花びら揺らし

振動してゆく
命...

誰かの
涙が

花びらに
触れる

触れる...

秋近し


美しい彩りで

色彩豊かなる

秋の入り口に

そっと佇む...

小さな心に

なんと名付けましょう...

次第に
その激しさ潜めてゆく
日差しは

いつの間にか

やわらかく
僕らを包んで...

実りの秋に
君は
何を手にしますか

2019年8月24日土曜日

はだかんぼう


あるがままのキミに

揺るがない


捧ぐ...


弛まぬ努力


続けたキミに


心からの敬意を...


そして

明日もきっと

こうして

キミへと

思いを綴る...


ベット際に生けられた


竜胆の花が


その美しさ


讃えてる


あるがまま


あるがまま


そんなキミを


眩い光が


今日も照らす...


優人


優しいひとを

穏やかに
みつめてる

そんな幸せ

優しいひとに


やわらかに

笑いかけられる

そんな幸福...


優しいひとが


僕を

見つめていなくとも

優しい眼差しが


ほかの誰に

注がれようとも

誰よりも


キミを知りたくて


駆け出してしまう...


この


想い...


銀時


例えば

美しき

人魚

例えば


柔らかく消えてゆく



例えば

陸に憧れる



例えば


金の光に導かれし

勇者

そして


今日のひ灯し


銀色の時


すぎてゆく...


恰も

まるで

永遠かのような


時の流れ


風吹いた


柔らかな
手触りの

迎えてる...


静かに鳴き続ける
蝉の声に

陽は軈て


この身に降り注ぎ


このこころ

明るく照らす...


少し涼しげに

爽やかな風

吹いた...


そんな


夏の終わり...


きらきら


金色に
きらきら

銀色に
ゆらゆら

薄紫に
さらさら...

あなたとの日々


金色よりも
眩しくて

あなたとわたし

銀色に
揺れた...

薄紫色が好き


と言った

いつかのはなし

覚えていてくれた...

六月に

二人で行った

紫陽花公園...

薄紫の花に

小雨さらさら

小さなしずく

金色にきらきら


銀色にゆらゆら


そして...


その声


あなたの声だけ
聴いていたい...

あなたの声で
目覚め

あなたの声で
歩き出す...

その声は

命をかたる

その声は
いのちを包む...

抱きしめられ

そんな

夢のような願い...

声なら


遠くからでも

聴いていられる...

今日

わたしは生まれた

そして


声だけ

その声だけ


聴いている...


2019年8月23日金曜日

グレー


生と死の
境目を

彷徨い続ける...

生の喜びに

毎日
憂いながら

死の恐怖にも

日々を捲る...

今朝から
降り続いてる

雨けぶる
グレーの空に

今日を

映し出してみる...

2019年8月21日水曜日

お迎え


なにも持たず

なにも知らず

なにも覚えず

何一つ
感じない

そんな悪夢

あるならば...

何も持たず

何も知らず

何も覚えず

何も感じず...

それは果たして

悲しみへと
通ずるだろうか

奇しくも
ひとは

何も持たず
生まれてくる

そして
何も持たずに
消えてゆく

宇宙の塵と
なるのか...

何も覚えず

何も感じず

心ある

木々も

鳥も

そして

我ら人間も

こころ
残して

そっと

旅立ちのとき

迎える...

永遠に...


星の砂

音が聞こえる

それは

何億
何十億年前の

遥かなる記憶

呼び覚ます...

さらさらら

さららら...

素足に
サンダルで

君が駆け出した...

後ろ追いかける

僕は不意に

苦しくなった

あまりに

君が素敵だから...

星の砂
掴むような

果てなき遠さ

感じてた...

でも
君は

すこしはにかんで

僕を振り返る...

そう
君は

僕の恋人...

2019年8月20日火曜日

プルルン


魔法の雫


ベランダに滴る...

嘘のように

雨雲の隙間から

光差し込んで

その雫に

煌めき与えてる...

永遠の
光のように

刹那な
限りのように

ベランダに並ぶ

可愛い

雫たち...

君を抱きしめる


毎日
君を
見つけてゆく

両手で
足りないほど

君を
知ってゆく...

抱えきれぬ程の
愛感じて

君を見つけた
あの日に

恋に堕ちた
あの夜に...

君を

抱きしめて...

2019年8月19日月曜日

希望を持てば


高らかに
空飛ぶ

魔法の絨毯...

その下を
魔女の乗ったホウキが

行ったり来たり...

空飛ぶ象

鼻の上には
小さな命が
しがみつく...

地上では
人間たちが

今日も
勝手気ままに

言い争い続けてる...

空の上から
見たらいい

どんなに
ちっぽけなのか、て

気づくから...

空飛ぶ絨毯
飛び続ける

魔女は
いつのまにか

消えていた...

ソプラノ


奏でる

その音は

生まれ来る前の
記憶を醸す...

命が
そっと微笑むから

僕は
今を生きよ、と

背中を押される...

命が
優しさ
保つならば

命の
終わりを

どんな風に
迎えようか...

例えば

愛する
貴女の最期

看取る為の覚悟

どうしたらできるだろうか...

誰かを
見送る哀しみを

誰しも
遣る瀬無さで
涙に咽ぶ...

だけど
命は

貴女の
命は

今日もソプラノ

奏でて行く...

2019年8月18日日曜日

いざない


美しい季節
色づいて行く

木々たちと共演するは

秋歌う
虫たちか...

赤色の葉っぱが
息吹かせる

黄色い葉が
輝かせ

緑の葉っぱは
命の躍動
見せつける...

オレンジの夕焼けに

秋の色々

寄り添う...

さぁ
もうすぐだ

もうすぐ...

ほら
聞こえるだろう

秋へと

誘われて行く...

光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...