2019年5月26日日曜日

your Heart



ひとつ

それは

刹那にも
永遠にも

なれる...

想い
思いのはる...

恋人が
振り向いた時

そこにははる
が横たわり

春は
ちいさく頷く
素ぶりで...

ボクは
キミの
優しき姿

脳裏に
自然と焼き付けていた...

ボクは
春の真ん中で

キミ
抱きしめた...

ふと
どうしてか

切なさ襲う...

恋人は
夏に向かって

風鈴のやうな
涼しげな眼差しを

真っ直ぐに

想いびとへ...




2019年5月25日土曜日

コンビニの怪


とある田舎のコンビニ
それは平和を絵に描いたような平凡な
街にたつお店

しかしこのところ
少し奇怪なことが
続いていた

深夜のコンビニに
とつぜんなりだす
電話

ひとり
作業していたスタッフは
事務所へと走る

待たせることなく
受話器をとった

お待たせいたしました
お電話ありがとうございます
佐藤が承ります

深夜に
不似合いな
元気すぎる声で
電話に出た

もしもし
お伺いしたいのですが
そちらのお店に
コンタクトレンズの洗浄液は
ありますか

佐藤と名乗ったスタッフは
昨日雑貨として入荷済みと
確認していたので

はい
取り扱っております

すぐに
応えた

電話の主はわかりました
ありがとうございます

愛想よく告げ
電話をきった

スタッフの佐藤は
そそくさと事務所をでて

すぐに確認しようと
売り場へ急ぐ

コンタクト洗浄液の場所を
みつけた

洗浄液のあるはずの場所を

そこには
洗浄液は
なかった

単品カードはあったが

昨日仕入れた
洗浄液は
一つもなかった

おかしいな
ひとつならわかるけど
確かきのうふたつはいってきた
はずなのに

通常ならば
そんなにすぐに
うれることは
ないんだけど

首をかしげる佐藤

もしもさっきのひとが
買いにきたらどうしよう

記憶にたよらっず
すぐに確認すべきだったか

同じチェーンのお店に
仕入れに行きたくても
いまは一人だし

はあ

いつもより憂鬱な深夜を
佐藤はおくるはめになった

しかし何事もなく
じかんは過ぎ


...



朝のコンビニは
少しづつ人が入り始めていた

佐藤は勤務を終え

事務所で
朝食をとっていた

冷やし中華をたべて
デザートに手をかけたとき

toururu




電話がなった

はっぴぃえんど


あなたとはじめる

恋のトキメキ...

そうね

はじめて袖とおした

制服のように

すこし落ち着かない...

だけど

こころはうたう...

思いのほか

遅くまで

眠れたひ

あなたから

電話入ってた...

いつもならば

とっくに起きてるのに

気づかずに

止めてしまったらしい

目覚まし時計

恨めしげにながめ

もう一度

待ってる...




2019年5月24日金曜日

手さぐりながらも


言えない気持ち

押し込めて

遣る瀬無き

時の徒然...

閉じた瞼

に涙

滲ませ...

今となれば

遠く遙か

な、あの頃

誰もが
迷い

誰もが
躓いて

道の上...



しっかりつけて

進んでゆこう

誰かの導

に、ならいながら...

また

ボクも

かくありたい...




近くて遠い


なぜ

こんなにあなたを好きなの?

なぜ

あなたには届かない?



よりも遠い...

春の日

穏やかな陽だまり

欠伸する猫...

猫好きなあなたは

しあわせだ

と笑い


を頑張って越した

小さな命

その手で
そっと

抱きしめてる...

近く

で眩しくみてる...

加速してゆく

切ないこころ

いつからだろう

あなたの面影

ひとり抱きしめる

切ない癖

がついたのは...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...