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2019年2月17日日曜日

白銀...


雪の街

どこまでも
続くような

白銀の道

あの日の二人

探してる...

真っ白い溜息

窓に凍りつく...

つたえたくても

すぎてゆく

真っ白な時...

凍えそうな
真冬に

あなたへと
向かう愛

降りしきる
雪の結晶...

あなた
思う

かたちのない



心...




2019年2月15日金曜日

フジョウリ...


こんなに
辛く

こんなに
砕けそう

そんな
迷いのなか

夜を泳ぐ...

忘却よりも

あなた

みつめたいのに...

あなたの
いまを

あなたを
感じたい

あなたを

それだけのこと...

わたしの
こころは

ことり
とも

音させない...

忘れてゆく

かなしみ

罪の深さ

愛すること...

すべて

愛すればこそ...



あなたのえがおを
守りたかった




2019年2月11日月曜日

ブルーグレー


グレイに

煙るようなこころ


吹き渡る

冷たい風

帰れない...

道草の
代償

錆びかけた
フォトフレーム

擦り切れた
ブルーコート

下から
二個目のボタン

ゆるんでる...

鋭い
観察眼で

キミは

そう
言ってたっけ...

グレイに

薄雲るこころ...

キミに
会えるまで

うるさいくらいに
高鳴る

胸の鼓動

情け無いほどに
竦む

足...

きっと

キミの前では

キミの前では...




2019年1月31日木曜日

牡丹雪



夜中の10時を過ぎて
雨音はぴたっと
止んだ

夜の街を
見下ろせば

真綿のような
やわらかな
結晶

牡丹が夜闇のなか
咲いている


浮き上がるように
舞い降りる





寒さに震えてる
わんころを

ひとつ撫でて

部屋へと戻る




白く変わりゆく
世界






記憶すら

白く...



2019年1月28日月曜日

未来キャンバス

寒さに凍える
晴れた空

キミが
小さく見える...

終わりのない
約束

それができれば...

しっかりと繋いだ
手の温もり

それさえも
どこか儚く...

白い

白い未来を

ボクらは
いったい

どんな色に
塗り替えてゆくのか

キミの手の
やわらかに

こころ寛ぐ...

吹いては
凍る

北風

生きている...






2019年1月24日木曜日

逢いたくて...

寒さ
増してゆく

時折
吹きすさぶ

北風の強さ

大きく
電線が揺れる...

冷たい部屋に
ひとり帰り

すぐに入れる
暖かなミルクティー

冷え切った
手のひら
ぬくめるように

マグカップ
つつむ...

キミが
いなければ

部屋のなか

さまざまな音が
響き渡る

紅茶かき混ぜる
スプーンも

音たてる...

部屋の真ん中
陣取る
時計は

たえず
時を刻み

モーターが
どこかで音

させている...

おかしいね

二人
いるときは

ただ
笑い合う

それだけで

音の
存在さえ

気にすることも
なかった...

寒さ
感じ

暖をとり

さまざまな音

いまさら聞き取る

こころもとなく...

逢いたくて

冬...







2019年1月10日木曜日

黄昏気分

あなた
想う
この朝に

黄昏ひとつ
抱いて...

窓辺からは
穏やかに見えても

そのじつは


降りるほど
しばれてる...

大きく揺らいだ
真ん前の木の

しなる音が
寂しかった...

あなた
想う
この朝に

黄昏ひとつ
抱いている...

となりの家では
仕舞い忘れた

洗いざらしのタオル...

その
オレンジのタオルを

黄昏に重ね...







2019年1月6日日曜日

消えゆく...

胸に巣食う
寂しさ...

愛に


激しく吹いて
どこかへ去ってゆく

こころは
孤独

彷徨う

もう
ずっと前から
胸揺さぶる...

やわらかに見えて
その実は
するどい

抉られる

こころごと...

消えてゆく

消えてゆく

いつのまにか..






2019年1月3日木曜日

時を編む

人生
という名の編み物
してる

小さな幸せ
編み込んで

切ない涙
染み込ませ...


段数間違えた

もう一度ほどいて

今度は
丁寧に編む

小さな幸せ
編み込む

優しい涙
流れる

そのひまで...






2018年12月29日土曜日

それでも...

遥かな想い

風のふくよる

キミ
抱きしめる...

すべてが悲しみに

支配され
包まれる...

飲み込まれそうな
途方もないよるには

キミ
そっと

抱きしめる...

涙が溢れる
風がふくよる

悲しみ隠さず...

それでも
ただ

明日を信じて

信じて...





2018年12月14日金曜日

カラカラ...


わからなくなる

眠らない
街の隅で

欲望の渦に
飲み込まれる...

そんな恐怖
いだいて

キミを愛しく
思えば思うほどに

遠くなってゆく

何故...

むき出しの絶望

ないまぜの失望


語るには

なにか
冷たいひびが...

確かなる温もり

抱きしめて感じた

キミのこころが

離れてゆくことを...

とりのこされた
ボクの失望を
風がわらう

空き缶は

カラカラ

音たてて

道を転がってゆく...





ごめんなさい🙏

読み返したら
かなり意味不明。

( ゚д゚)






2018年11月19日月曜日

永遠の孤独

永遠に
近づいた

皮肉にも

悲しみを知ってから...

永遠に
それはないことを

残酷な
そんな運命を

甘んじてうけいれる...

例えば

君と僕の
間には

深く流れる
川がある

川の流れは
とてもはやく

泳ぐことは至難の業...

君の姿は見えるのに

なすすべもたない...

ゆえにいっこうに

近づくことはできない...

隣り合わせの孤独
胸にいだいて

その悲しみ
受け止める

永遠に...






2018年10月13日土曜日

時の車...


さみしい夜に
青ざめた宇宙を

一人彷徨う...

つまらない
そんな感覚さえ

置き去りにして...

会いたい
とおもうこと

話がしたい
と願うこと

悲しい朝に
気持ち覆う

曇天

雨が
今にも降り出しそう...

疲れてる

どこが?

疲れてる

何に?

甘えてる

誰に?

すべてが
回りだすのは

時の歯車
かみ合った時

こころが
破れてしまう

その前に...






2018年9月10日月曜日

凍える夜には抱き締めよう

第一章

こんな
寒い夜には思い出す

あの日に出会った
きみのことを...

そう
あの日も雨

きみは
傘もささず佇んでいた

ボクはきみの
哀しげに伏せる目に

ボクと同じ
さみしい心
見た...

あの日
あの日きみに出会うまで
ボクもそうだった

寂しさ抱え
生きていた...

雨のひの出会いは
偶然なんかじゃなかったよね?

美紀子...

きみは
誰よりも凛として

そして
誰よりも孤独だった?

優しさの裏に
沢山の葛藤抱え
生きていた...

今となれば
もう
二度とは会えぬ
愛しいひと...

あれ以上
ボクは誰か
愛せやしないだろう...


第二章

美紀子  
白鳥美紀子

きみに声かけるのは
意外や意外?
とても簡単だった

お手伝いしてくれたのは
仔猫

捨て猫だ

雨のなか
傘もささず佇んでいた

その訳は
すぐにわかった

美紀子のすぐそばに
蜜柑の段ボール
置いてあり

そこに仔猫が
にぁーにぁー

いや?
みゃーみゃー

三匹位?
入れられてた

そしてその箱には
傘がさしかけられて...

すぐにわかった

美紀子がさしてあげたのだと...

だからボクは
美紀子にこういった

仔猫が風邪引かなくても
きみが引いてしまうよ⁉

美紀子は
平然とこちらを見て
にっこり笑って

いいのよ
雨に濡れたい気分だから...

ボクは傘を閉じて
隣で立ち

な?
なんのまね?

驚く美紀子に

俺もいまそんな気分になった

美紀子は呆れた顔して...

でもすこしたつと
ケタケタ笑った

美しい顔とは
ギャップありすぎな大笑いに
ボクも笑って...

ふたりの出会いは
そんな風に
すこしばかり
ロマンチックな始まり...

美紀子のこと
特別に想うまで
長くはかからなかった

軽い出会い

ふとした瞬間の
寂しげな表情が
ボクを惹き付けた...

不思議だ
出会いってやつは

美紀子も
俺みたいなイケメン(笑)に
声かけられて
嫌なきはしなかっただろう

そう
俺は
若い頃はなかなかモテた

中性的な顔

やさしそうだから...


近づいて来ては
見かけと違う

離れてゆく...

来るもの拒まず
去るもの追わず

そんな虚しい毎日...

全て
全てを覆してくれた
愛しいひと...

綴るのは
きみへの感謝の気持ち...

伝えられなかった
沢山のありがとう

そして

愛してる...








2018年9月3日月曜日

想い出...


ふと
止まったシグナル 
 
キミを見かけた...

FMからは
サヨナラのNo.
流れて...

ボクの選んだ
マフラーしてるの?

派手だから恥ずかしい...



赤らめてたね

込み上げてくる想い
抱きしめたくて

今すぐ
車のドア開けて
駆け出したくて...

想い出は
時の忘れ物

立ちすくむボクに
いつも
そっと寄り添う...

時に愛は
傷つけあう

時に愛は
誰よりも遠い

果てしなき旅人同士...

あの日
何よりも近くに感じられた

キミも...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...