なにも持たず
なにも知らず
なにも覚えず
何一つ
感じない
そんな悪夢
あるならば...
何も持たず
何も知らず
何も覚えず
何も感じず...
それは果たして
悲しみへと
通ずるだろうか
奇しくも
ひとは
何も持たず
生まれてくる
そして
何も持たずに
消えてゆく
宇宙の塵と
なるのか...
何も覚えず
何も感じず
心ある
木々も
鳥も
そして
我ら人間も
こころ
残して
そっと
旅立ちのとき
迎える...
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