2016年6月3日金曜日

砂の迷路・・



さらさら

音をさせる


音からは平和連想する


さらさら 

旅人には酷だ


砂丘の迷路は

地獄絵図


歩いて 

歩いて  


歩くそばから

足跡消えし 



いったい全体



どこまで歩けばいいの・・

こんな日も



日暮れと共に 

キミにおいてけぼり


まったくノーマーク

だったの


嘘のよう

ぐんぐん差を開き

迷走する


追いかけるボクは

なんだよ

腰が痛いぜ


走りでは敵わない

だから

想像力

想像でうけてたつ


なんて

言うほど想像に長けてない


夜更けのギターを聴かせておくれ


紺色に染まる


世界



泡を喰うよ

空を仰いで



なんにしろ


まあ

やられたぜ...

て感じのひ

人生航路



人生


人生は限りなく続く荒野か

希望溢れ出す海原か


心をみせたなら

どんな色に染まるのか


時に鳥の声に

心を静ませる


時に

時にいさかいの

荒がう声に

身体を震わせて


怒号の響くなか

ひとり小さくなっている

この世の果て



この世の果て

砂漠の砂を蹴散らして

降り注ぐスコールに

身を委ねる


カラカラの

口を潤す為に

花の蜜を吸うけれど

渇いた喉に

甘い蜜は酷く不似合い


喉の奥にくっつく感じが

余計に渇きを

思い出させる



この世の果て

まだ


見たこともない



この世の果て



ボクは辿り着くを


望むのか





否か

2016/06/03



わかってる
わかってるって
嗚呼    

失敗だよ

心をみせるべきでは
なかった

あの日から

あいつは他人に

成り済ましてる



まだ

信じて裏切られるのが

ましだ


思う

ボクは


さぞかし滑稽だろう



南風なのに

自棄に冷たい





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...