2016年6月4日土曜日

負け惜しみ



何もかも万端

すべてがうまくいく

よりも

なにもかも

うまくいかぬほうが

後々


何か

待つような  


今は時を待つ


何もかもにそっぽ向かれても

夏・・



深緑の

守り神

鎮守の森に

舞い降りたるは

ある夏の

気だるい午後


このまま

ここで暮らすも

よしと

ダルさを隠せず


夏のひの

深緑



深く


通じる


道の果て



鎮守の森に


舞い降りた




それもいいだろう


drama仕立ての


story..

白い傘




黒い人波

老婦人が  

静かに差した

真っ白な傘が


なにかを語るかのよう


悪にも染まる


時に残酷なまでに  



そんなボクは


要らない




白く染まれ

記し



腕を虫に刺された

痒みとともに

生きてるを

この世に生きる
 
しるしを

刻みながら

ひとは生きるの


昨日は青痣を拵えた

その前は


たん瘤


生きるしるしを


痛みに変える





普遍的な愛 


出会う為に?



絵空事だと


キミ笑う

硝子の頷き



硝子同士が

頷きあう

コツンコツン

音がする


それは

キミの心

ボクの心



何れにせよ  

どちらかが強く頷いたなら



二つの心は 

木っ端微塵


硝子


綺麗だけれど



危険

光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...