2018年4月19日木曜日

生命



なにも纏わず   
なにももたず      
生まれ来る 

生きていく過程で

手にするもの 

多々あれど   

ほんとに必要なのか  

真剣に考えたことはない  


なにももたず

この世に生まれ 

なにももたず 

いつかは旅立つ  


なにかをもつことで

強く    

なれる...

執着してしまえば

あっというまに弱さへ

変わる 


なにかをもつ         

それは同時に  

なにかを失う不安

不安な心を感じ始めることかも

知れない


なにももたずに

歩けはしない


なにももたずに

散り行くさだめ


なのに






予感



ごめんね
好きになったこと
ごめんね

夢のようで
舞い上がって
柄にもなく
夢を見てしまう
   
あなたは
もう振り返っては
くれない

悪びれもせずに 
そう  

去りゆく面影

ごめんね
   
失望させたのかな
それさえも

なにも言わずに

いつかまた
逢えたらいいな




2018年4月11日水曜日

殻を破って。%


心を開け放した
あなたの感覚   
まっすぐに伝う   

わたしはでも
上手に向かえない 

なんでなのか
何で私なのか  
話して欲しかったのは 

カタツムリのよう
また殻にこもらぬ為   

この世界 

要らないものたち

溢れかえるけど

腐敗してゆく様を

月明かりが照らすから 


希望という

星を空に見つけて        


明日を待とう

夏へ

雨上がりの窓から見える
鉢植えのひまわり
与えられた水
喜び隠せずに 
咲き誇るよ

ひまわり
笑顔をおもう

ひまわり
大きさを
おもう

ひまわり
幼きひにした
背比べ 
おもう

咲いて咲いて

丸く咲いて


空をみあげて

咲いてくれ

2018年4月9日月曜日

誰かの夜を



肩まで
伸びた
髪の毛

ふわり
ひろげる

唇には
はじめての
紅(くれない)...

キミが
いつもよりも

真剣な
眼差しで

なにか
言おうとしている

ボクは
胸のはやり
隠しきれずに

キミから
出る言葉

待つ...

キミの
心が
欲しい

キミの

包みたい

そんな風に
想う...

キミの
心は

誰かを
想う?

キミは
誰かの夜

あどけない
笑顔で

包むのかい?

あたたかな
掌の温もりで

誰かの
頬伝う涙
拭う

拭う...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...