2018年6月2日土曜日

ココナツ...

 
懐かしいかおり
優しく掌
漂うやわら
 
ひとひら
駆け出す
勇気を
 
ひとたび
めぐる
出会いを
 
やがて
ココナッツ色の
心は
 
日々を彩る
キャラメルみたいに
あまく
とろけることは
ないけれど
 
せめて
夏の日差しに
 
肌をやかれる
 
蜻蛉


罪とジレンマ

 
時は零れて
指先から
溢れだす刹那
 
枝分かれする
昨日と今日
交差するジレンマ
 
 
はためく
ゆらめく
 
今ふたたびの
 
朝をむかえて
新たなこころ
 
ゆるやかな
罪を繰り返し
 
詫びる
 
 
こころひとつ
 
 
 
 
 


2018年5月31日木曜日

悠久



しなやかに

弾む夜が

胸元

とけ込んでゆく...




澄まして


きこえるだろう

大地の呼吸


そっと

呟いてる...


心の瞳

開けば

海は

七つの色もつ


叶えると

決めた


越えてゆく

越えるだろう


ボクら

生きる今は

一瞬にも足りない


だから

できるだけ
     
遠くを見据えて


苦しさに

揺らいでも

揺るぎない愛

胸に...


星が

生まれた頃から流れる

氷の河


淀みない時は

目の前の苦難に

捕らわれずに

遥か

目指すだろう


限りないような

時...





2018年5月30日水曜日




知らないひとが通りすぎる

誰もが誰かと出会う

その為に生きてる



行き交う人波

そのなか


ボクの心の隙に

心地よく入ってくるのは


なんだ



街は人見知り

なのに

ボクのこころの隙間に

はいりこむ


なんで

優しく


流れる

時間






2018年5月29日火曜日

2018/05/29


些細な言葉や何気ない仕草
たちに綻ぶ思いの
ただ  確かめたい

荒れた大地の自然な姿
そこに当然の如く
降注ぐ雨の

悲しいふりして
切なきふりして 

消え行く想い


ただつなぎ止めたい

未来にキミを見つけに行く

今このてが届かなくても

過ぎ行く時間たちが

想いを壊すかい

そんなの嘘さ


なんでもないこと

笑う

どうかした?

聞いたなら

しあわせな気分さ

しあわせな気分さ


些細な言葉

何気ない仕草


大事なもの大事にしたい

強く握りすぎたなら

粉々に砕けて指の間から

サラリ

サラサラ

ならば

掌にのせてみようとするも?

一瞬の風に

ヒラリ


昨日よりも今日を生きて


暗くなる空に

かえっておいで

かえっておいで


たまに訪れる平穏を

抱きしめて


空を見上げてる

光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...