2018年7月18日水曜日

希望という名の電車


揺らぐ景色の向こうに

かすかにさやぐひかり

おだやかな灯り

てらすような
あたたかな風景...

暗闇に包まれた夜

カーテンの隙間から
差し込む

新しいひかり...

小さく疼く希望

やがて

走り出す

始発の電車...









2018年7月17日火曜日

ひかり感じられても


悩み悩む

苦悩する

抗うこころ

従う理性...

どこかで落としてきた

ひかるもの

闇のなかだからこそ

またその存在

感じられる...

悩みのなか

闇のなか

ゆるされぬ過ち

その罪の深さ

知っていながら

流れのままに

苦悩する...






かなしみゆえに


みな悩み

かなしみ抱え

それゆえに...

やさしいひかり

頬撫でる風...

幾多の試練

数多の失敗

もどかしいばかりの

日々の連続...

いつか見つけた

こころのひだ

ゆるゆる

ふきぬけてゆく...

みな悩み

抱えきれぬほどの

かなしみ...

ゆえに寄り添う

自然の流れ...





風の旅


北から吹きすさぶ

冷たく吹く風には

こころを震いたたせる

強さがある

春にむかい

次第に風は

こころ癒してく

優しい微風に...

開け放つ窓から

カーテン揺らし

そよぐ...

冬の寒さに

凍えたからだ

吹きだす新芽と共に

安堵する...

南からふく

汗誘う

真夏告げる風

Tシャツの裾

泳ぐ...

夕立にうたれても

心地良ささえ

残す妙...

木枯らしぴゅー

寂しく吹きはじめたら

冬迎える

準備しよう...

一年通して

吹き続ける

風...






いつかの空



アオク蒼く

突き抜けるかの

ような

そらへ憧れ

いつか描いたね


それぞれの色を
おもいのまま

画用紙の大きさは
限られても


どこまでも
ひろがる


果てを知らない

みることもない




ひとつ

そこに添えるなら


雲にしようか
鳥を見つけようか

飛行機を飛ばそうか


幼いころ
みかけた

気球を

浮かべようか



大きくそらへ
てを伸ばす

誰かのいのり

ひかる風に乗せ




そらを描く







光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...