2018年8月3日金曜日

夢しるべ


夢をみてる

生まれたひから...

夢におちる

舞い降りる
夜の魔法へ...

夢と
現実の境目に

戸惑うような
優しいひも

いつ
いつのひも

夢をみてます...


描いた

小さな自分

夢で
あえるは

初恋のひと...

夢を
みてます

とわの語らい...






ジンジン


輝き憂う

光そよぐ...

あらたなる一日が
そっと

はじまり告げる...

安らぎの時
静かに過ごし

俄かにざわめき出す
街の光景に

耳すましてる...

隣のひとが
玄関に水をまくおと

ゴミだしの
カート引くおと

物干しが
風に

カランカラン

揺られ...

その間
ひっきりなしに聞こえるのは

蝉の
鳴き声のシャワー...

ジーンジーン

ジーンジ

夏は
まだ終わらんぞ

とばかり

ジーンジーン

ジーンジ..






微笑みの縁


何度でも

そう
脱ぎ捨てる

始まりの鐘は
幾たび

むねを揺らす...

強くなるため

優しくなるため...
 
あかあかあか

と今日もぎらぎら

音がしそうに
太陽が

サンサンサン

輝き放つ...

空は
急いでいるのか

鳥は
焦っているのか


つよく


からだに

微笑み結ぶ...






2018年8月2日木曜日

夏の中で...


ひび割れた大地
おおうように

はびこる
苔むす...

ないているのは


謳歌する

蝉...


まもるため

地平は濡れ


育む

揺れる新芽...

疲れ果てた

真夏の
真っ盛り...






白い世界...


意味のない白

世界に意味を...

硝子細工の

脆さ
儚さ

危うさ
かなしさ

拾う
意味のない言葉...


吹き掛け

よみがえるように

ヒトコト
ヒトコト

言葉の力

投げる...

意味の
見いだせない日々

あの日
あのとき

瞬間を生きた

切ないほどの
情熱とともに...

なりふり構わず

ましろな雪に
うずもれて

みる

見詰める

見つける

かっこうの住みか...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...