空虚な青空...

息が
詰まりそう

心が

窮屈だよ

と悲鳴をあげる...

鏡に
映るのは

ご機嫌斜めな
ﾌﾞﾙｰﾌｪｲｽ..

疑惑の波に
自ら飛び込む

愚かなる
タルヲシラナイ

満ち足りることを...

少し
高くなった空

いつもより眩しく

目に刺さる...

この気持ちは

なんだ...

ブルーレイン

はるか

はるか

遠く

限りをしらぬ

喜びのひび...

やわらかく
呻くように

優しいひが
こちらみてる...

そして

そして

新しく
新調した

ブルーのレインコートで

外に出る...

雨が

青く降るよ

降るよ...

硝子の純粋

硝子のように
震える...

硝子
叩くのは

疾風...

こころ
揺さぶる

キミの純粋...

忘れかけた

忘れかけてた

何か

想い出させる...

想いのかけら

硝子に
響かせようか...

かたかたかた

堅苦しさ

鬱陶しさ

払拭して

ガラス玉のように
きらめく

キミの瞳...

夕日に想う...

記憶は

優しく
塗り替えられる

悲しく
切なく...

過ぎたる日々も

遠く想えば

そっと胸に
灯りともる...

あしたも
頑張って

こころつかおう

こころで感じる
賑やかな日々

振り返れば

むくっと
後悔が

顔出す...

大切に育てて

大切に注いだ

大好きなおもい...

いまも
過去形ではないことに

気づいてゆく...

戻りはしない
日々を

orangeの
甘酸っぱさに

橙に暮れる
美しいひに

重ねてみる...

何か...

空気よむ

くうを知る

何もない

何も生まれない...

ただそこに
風は薫り

ゆるやかに
限りないほど

緑が萌える...

何もない

何も生まれない...

途方もない
感情という

厄介な壊れ物...

今日も
なにか

感じ取る...

そして

なにかが
確かに

産声あげる...