2018年8月11日土曜日

硝子の純粋


硝子のように
震える...

硝子
叩くのは

疾風...

こころ
揺さぶる

キミの純粋...

忘れかけた

忘れかけてた

何か

想い出させる...

想いのかけら

硝子に
響かせようか...

かたかたかた

堅苦しさ

鬱陶しさ

払拭して

ガラス玉のように
きらめく

キミの瞳...






夕日に想う...


記憶は

優しく
塗り替えられる

悲しく
切なく...

過ぎたる日々も

遠く想えば

そっと胸に
灯りともる...

あしたも
頑張って

こころつかおう

こころで感じる
賑やかな日々

振り返れば

むくっと
後悔が

顔出す...

大切に育てて

大切に注いだ

大好きなおもい...

いまも
過去形ではないことに

気づいてゆく...

戻りはしない
日々を

orangeの
甘酸っぱさに

橙に暮れる
美しいひに

重ねてみる...





2018年8月10日金曜日

何か...


空気よむ

くうを知る

何もない

何も生まれない...

ただそこに
風は薫り

ゆるやかに
限りないほど

緑が萌える...

何もない

何も生まれない...

途方もない
感情という

厄介な壊れ物...

今日も
なにか

感じ取る...

そして

なにかが
確かに

産声あげる...





気づき


傷つく魂

皮肉ね

そのたび
気づいてゆく

築く関係...

疼くのは
やわらかなきもち

はらはら

おちゆく儚きは

愛詠む
人の声に

むね

あつくさせる...





2018年8月9日木曜日

果てな


地の果てに
ひとは何

みるのだろう...

空の果てに
鳥たちは

何思うだろう...

海の果てまで
泳いだならば

鯨の群れは

何知るのだろう...

まるで世界が
二つに

真っ二つに
分裂したかのように

空が半分で


大きく変えている...

ひとつの
空の果て

鳥たちが

辿るように飛び交う...

そして地平は

今日も呼吸
繰り返し

果てがあること
感じさせない...

空の果て
地の果て

そして

遥か海の果てで...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...