命が芽吹く

命が
そっと綻ぶ

命は
躊躇うことなく

そこで芽吹き

誰の力も
借りずに

静かに咲いてゆく...

小さくとも

儚げな
様子だとしても

確かなる鼓動

響かせながら...

命は
やわらかなひ

一身にうけて...

誰かが落とした
涙の雫は

命の花

濡らしてる...

不思議な感覚

ゆるい坂
上る

ゆるく
息をはく

ゆるゆる

緩やかなる
鼓動...

坂
のぼりきったなら

深呼吸を...

そんな風な
優しいひ

望むけれど

坂は
さかでも

あまりにも
急な傾斜

息
急ききって

やっとこさ
のぼった...

息乱れ

汗滲む...

ダメージ
否めずとも

坂
あるならば

その先
めざすため

のぼる...

ゆるく
ゆるい

なだらかな日々

そればかりでは
ないから

いつしか
坂

待ち望む...

そんな
不思議な感覚に

目覚めた...

ｍａｓａｋａ

ｎｅ

ハーブティーと月

闇夜にそっくり

からだをあずける

月が微笑む

星が囁く

小さな命が

大きく伸びをする

大きな地球の

絶え間ない　営み

飲みかけの

カモミール

夜とはいえ

まだ暑さが

残る

が、今夜は

敢えて熱めのお湯で

ハーブティーを

淹れた

冷め切らないうちに

ベッドに入る

ハーブ特有の

心和ます

優しい薫りに

包まれた

星がそっと

瞬く

月の影を感じながら

１日は終わってゆく

気づきの欠片...

HAPPY
HAPPY

積み重ねて

lucky
lucky

織り込んで...

薄っぺらにみえてた
お月様が

立体的に
輝き持ち始めてる...

HAPPY
HAPPY

しあわせは

lucky
lucky

小さな
気づきの瞬間...

どんなにどん底

こんなに困難

どっこい見つける

luckyの

ひとかけら...

記憶に埋もれ...

あふれる思い

零れる記憶

いつもの通い馴れた
みちの途中

小さく踞る

きみの姿...

きみも

人知れず
思いかかえ

あふれる記憶の

渦にのまれる...

踞る

膝かかえ

まるく

小さく...

ときの流れの

そのなかで...