2018年8月13日月曜日

秋の気配


もて余した憂鬱

書きかけの手紙

締めくくりの言葉が

どうしても思い浮かばない...

季節は

夏終える
準備にはいる...

ああ

秋には会いたいね

こころは
いつでも

君おもう...

俄に
暗くなりだしたそらの

そらの色

じぃっとみてる...

いつのまにか

ひが暮れるのが
早くなった...

いつのまにか

夜には
少し涼しい風吹いて...

深く
蒼誇る

夜空...





未来潤す雫たち


いつか
思い描いた

遠い未来

あの日の夢

今もみている...

いつか感じた
届かない焦燥感

じわり
じわり

うすれ

感覚はとおく

とおくからやって来る
通り雨

静かにまつだけ...

遥かで鳴り響く
雷鳴

大きくなきだした
犬の遠吠え

鳥は
群れをなして

そらへ...

もうすぐ
この街は

雨のなか...







命が芽吹く


命が
そっと綻ぶ

命は
躊躇うことなく

そこで芽吹き

誰の力も
借りずに

静かに咲いてゆく...

小さくとも

儚げな
様子だとしても

確かなる鼓動

響かせながら...

命は
やわらかなひ

一身にうけて...

誰かが落とした
涙の雫は

命の花

濡らしてる...





不思議な感覚


ゆるい坂
上る

ゆるく
息をはく

ゆるゆる

緩やかなる
鼓動...


のぼりきったなら

深呼吸を...

そんな風な
優しいひ

望むけれど

坂は
さかでも

あまりにも
急な傾斜


急ききって

やっとこさ
のぼった...

息乱れ

汗滲む...

ダメージ
否めずとも


あるならば

その先
めざすため

のぼる...

ゆるく
ゆるい

なだらかな日々

そればかりでは
ないから

いつしか


待ち望む...

そんな
不思議な感覚に

目覚めた...






masaka

ne





2018年8月12日日曜日

ハーブティーと月



闇夜にそっくり
からだをあずける

月が微笑む
星が囁く

小さな命が
大きく伸びをする

大きな地球の
絶え間ない 営み

飲みかけの
カモミール

夜とはいえ
まだ暑さが
残る

が、今夜は
敢えて熱めのお湯で
ハーブティーを
淹れた

冷め切らないうちに
ベッドに入る


ハーブ特有の
心和ます
優しい薫りに

包まれた


星がそっと
瞬く

月の影を感じながら



1日は終わってゆく






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...