2018年8月16日木曜日

変わらぬ憧れ


ノルマに怯える
毎日の

ちっぽけなる
悩みのかけら...

快楽の
先の痛み

優越の
前の葛藤...

ひとときの
流れの奥

残されたるのは

憧れ...

淡く
抱いたそれは

底さえ知らず

ただ
ただ

やわらかい存在...

涼しさ纏う
強い風に

身をさらし

この世界の

隅で息する...





崩壊...


壊れてゆく

粉々の
微塵の如く...

街は
明日を知らない

理想の明日
掲げてはいるが

街は
明日を

まだ知らぬ...

ただただ
赦せないのは

己の愚かさゆえ

恵み
恵まれ

自然に育まれた
この機会さえ

うまく
きちりと

生かせぬまま

壊れゆく

ばらばら...





2018年8月15日水曜日

夏の終りに...


色めいて
七色のパラソル

雨の雫に
濡れたなら

虹架ける...

真っ赤に染まる
夕焼け空は

明日を
約束している...

庭の木々たち

所狭しと生い茂る
似て非なる果実...

檸檬
ポンカン
夏蜜柑

無花果は
甘い匂い

漂わせる...

仕事への道

トンボの大群と
遭遇

危うく
当たりそうになりながら

くねくね

と進む...


なくしそうな

そんなときは

あなたが描いた
絵葉書の

元気な野菜たち

思い出す...

ひとこと

言葉そえて
送ってくれた

あなたの
顔...





わだかまり...


底に鎮まる

いつかのわだかまり...

かき混ぜたなら

どんな色

みせるだろうか...

コップに注いだ
思い出たち

わだかまりさえ

とけてしまうだろうか...

こたえは

くるくる
くる

銀色のマドラーで...

おだやかな

夜...





紅いカラス


許し難い
己の弱さ

蔑ろにしてゆく

日々の流れ...

すべてを
動かして

すべては

すぎてゆく...

尽きるほどに

飽きるほどに

へこたれる魂...

なにかの突破口は

開かれる...

かなしみも

喜びも

紙一重...

今日泣いて

あした笑う

紅いカラス...

ククク
ククク

惑わず
慌てず

ククク
クク

騒がず
臆せず...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...