2018年9月6日木曜日

骨組み


信じることからはじまる

信じて進む未来を

あなたを
ボクを

太陽を
月を

信じてみる

鳥を
雲を

そっと見送りながら...

かなしみ
折り重ねて


費やすよりも

少しのよろこび

こころで感じてみる...

夜明け前の一瞬


とまるような空白

経て

夕べ信じた

明日と言う未来

生きている...

怯えるように
震えながら



怯むまい

と...







ヒカリヘ


夜星のひかり

淡く
青く

炎めいて

遠く
瞬くような

一瞬のひかり

それは
果てなく遠き

宇宙の中...

美しいひかりは

その命
削り

燃え続ける...

小さなひかり

美しき輝き

凛々しく燃える
青い炎

サファイアの宝石...

透き通ってゆく

悲しみの
涙の雫

ただ一粒に宿る
七色のひかり

汚れない輝きは
流れる時

閉じ込めて...

暗い闇に
輝くひかり

ひとつの希望
託し

悲しみのなか
咲いた

美しくも

汚れないひかり...

悲しみから生まれる
希望のひかり

明日の世界
照らす

白銀の翼広げ

空へと羽ばたく...

どこまでも
果てなき空
求め

高く
高く

舞い上がる...





九つの心


ヘニョン


しなだれるこうべ

強かに濡らし

青い鼓動は

また

脈うつ...

逃げ出したくなる
毎日のなか

何とか
だましだまし

限界は
とうに越えている

波乱万丈...

いつしか
我慢ばかり覚え

こころ
閉じ込めてみては

まだ
青みがあることに

息つき

安堵する...

優しいばかりでは

楽しいだけでは

決してない日々を

九龍の涙が...

九つの
頭もつという龍

ひとつひとつ
表情が違う...

喜びのえがお

悲しみ
いかり
蔑み

慟哭...

深い闇の正体は?



包む闇...






2018年9月5日水曜日

嵐のあと...


九月初めの
愁いのかぜが

訪れた嵐により

綺麗な色してる...

すべては

激しい風と
打ちつける雨に

あらわれて

空気も
どこか澄み切っている...

こころの重荷

少し
軽く直して

颯爽とかける

モモンガ...

からだを
器用に広げ

森から森へ

飛び回る...

電線には
鳩が一羽とまり


休めているのか...

九月の
晴れた空を

思い思いに

風ぞふく...

ぎりぎりのラインまで
ゆけるか

限りある

世界のなかで...






存在は動く



確かに

そこに座る

確かな

心地

感覚...

確かに

立ち上がる

ゆっくり

動作

確かめるように...

そうして

歩きだす...

もうそこに

私は居ない...

存在

そこにある

そうして

いつしか...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...