2018年9月13日木曜日

水辺にて


日々の喧騒

無意味な争い

避けることできぬ

うずうず欲望

取り巻く陰謀...

そんな悲しみ

逃れて

たどり着くとしたならば

静かな水辺

遊ぶ水鳥...

仲良き

波立たぬ関係...

ものはなくとも
満たされる

純粋な心

取り戻す

いや

やっと手にする...

ここは

そう

逃れの街...






僕たちは...


何をそんなに
先へと急ぐのか

僕たちは

急ぎすぎたのかもしれない...

先に
先に


光を見出す

習性...

今をこうして
生きている

一つの恋
始めるにしても

また
恋が
静かに終わるにしても

なぜか

瞬く間の出来事...

一つの未来に
ひたむきに

ただ
ただ

僕たちは

急ぎすぎた

のかもしれない...






レクイエム...

陰と陽のはざまで

鼓動だけ
繰り返す...

クジラが
空を横断

もくもく雲

引き連れて...

点線
繋げてみれば

潔く
清らな直線

描く...

大きな蜘蛛が

天井から

するりと下りてくる

ふと

ジンクス思い出す...

闇と光

暗黒の世界の

パンドラ...

光出ずる
その時

飛び出すのは

負正

どちらの心か...






舞う・・・


ひらひら
四月に舞うよな
ピンク色の花びら

美しき
日本の春

ほのかに
舞い遊ぶ
粉雪

純白と桃色
コントラスト

共演



チリチリ
真夏の夜空に
儚く
咲いて
一瞬
夢を描くよ


夜の









自然に添う...


それは
小鳥の

ささやく声...

それは
風がそよ吹く

風の精の歌声...

それは
子猫が

母呼ぶ声...

それは
空が

嵐呼んでる声...

時に
耳にさわやかに

時に
清らに響く

また
ときには

命が求める純粋...

そして

この世で
避けることできぬ

天災...







光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...