2018年9月19日水曜日

冬へ...


真夏の
ぎらついた太陽光線

ひとしお
優しくさせて

やわらかく
つつむような

じんわり
あたたかな

木漏れ日イメージ...

秋の日差しに

冷たい
頬切る風

さわさわ...

吹き抜け始めたならば

浮遊していた
昆虫たちも

眠る

ねむる

冬仕度...

遠い冬

縁側での日向ぼっこ...

傍らに碁盤

父が

さしながら

そっと微睡んでた

冬の午後...






2018年9月18日火曜日

ひた走るのは...


矢継ぎ早に
おちてくる

次から次へと

銀色の雨...

光る閃光

轟く雷鳴

ひたむき天使の

涙の集合体か...

はたまた

悪魔くんの

懺悔の嗚咽か...

じとじと

しとしと

銀の雨に

庭の木の実が

揺れている...

夜空

ひた走る...







生きるとは


生きるとは
なんだ

生きるとは

さらすこと...

いきるとは
なんだ

生きるとは

重ねること...

生き続ける

そのことを

さして意識もせずに

さらして

かさねて

感じる息吹き...

大地を

空を

母なる海を...

生きるとは

命ある時間

脈打つ鼓動...






足りない何か


いつもそうだ

肝心なことは

いくら


目を開き

耳を澄ましても

素通り...

それどころか

その存在すらも

見せてはくれない...

生きている

目あけて

世界をみつめ

耳すまし

メロディーにも似た

君の声

きき

そして

秋の香り

こうして

きっと

確かにかんじてる...

いつもそうだよ

かんじんかなめ

抜けている何か

大切を...

そういいながら

きっと

時は

過ぎてゆく...







micro


それは
とるにたらない

それは
気にするに値しない

ほんの小さな

ささいなるできごと

それは...

だけど
そこから

何かを開き

何かに目覚め

極めてゆく可能性

それは

はじめは

ほんのりと

希望の色で
彩られ

とるに足らない

そんな存在...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...