恥じらう林檎
躊躇う雫
硝子の箱に
小さくおさまる...
表面には
玉汗のような雫...
林檎は
ガラスの箱こじ開ける
そんなひと
待っているのか
真っ赤に
黙ったままに...
硝子の箱は
誰かのこころ
心の扉
開いて
真っ赤な実に
ふれてほしい
そんな想いを...
それでも
林檎は
硝子の箱に
入ったまま...
おそらく
箱
割るものも
こじ開けるひとも
現れないこと
知っている...
硝子に
守られる
硝子に...
果たして
幸せなのか
林檎...
思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...