2018年9月24日月曜日

ねがい...


黄昏の鱗

並べて

綺麗なグラデーション

つくろうよ...

繕う
君と

ボクとの

かなしいあがき...

そんなことより

黄昏の

美しき鱗

並べて

夢のような
色合いのグラデーション

奏でてみたい...

限りないイメージ

そえて

途方もなく...






2018年9月23日日曜日

今日もそっと...


優しい毎日

そつなく終える

何気なきいちにち...

今日は何を
新たに知り

そして

どんな気持ちと

出会ったのか...

ぼくらは

そっと失ってゆく


いちにちと...

若さも

昨日より今日

今日より明日


失ってゆく...

そのかわり

何かを得て

そうして

盛り上がること
少なき人生

歩む...






愛の記憶...


遠く霞む

過ぎた日...

どうしてこんなに

盲目に

こんなボク

愛してくれるのだろう...

そんな風に

愛される喜びを
感じる

というよりは

どうして

僕のどこを

なぜ

なぜ

不思議が募る

そんな

愛された記憶...

あんなに

すきだ

といってくれた

でも

一番のなぜは

どうして

なぜ

あなたの手

自分から

放してしまったのか...

遠く

とおく

去ってゆく後悔

というより

やっぱり

感じる

なぜ...

愚かなる結末

悲しむ権利すら

ない

ない...






秋の入口で


去り行く

どこまで

どこまでゆけば...

やがてたどり着く

揺るがなき

自分の姿...

苦しい

切ない

心もとない

幾千もの
夜越えて

神様は拵える

試練を...

そうして

たくましく

育ててゆく...

自然にやさしく

人にやさしく

降り注ぐ日の光...

ちょっぴりさみしい

秋の入口

どこまでも

続くかのような

日々に...






風回想


無色透明

無味無臭

至極さわやか

ときおり郷愁...

待ちわびた風が

今朝
色付けて

吹いてきた...

秋心地の

ほわっ


どこか

懐かしくかおる...

僕は
遥か昔の学生時代

体育館へ移動する
渡り廊下

ほんとに一瞬だが

そこにいた...

あの日

あのとき

あの場所

ふきわたった



かぜ

かぜ...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...