2018年10月14日日曜日

美しきもの


美しいもの
見てると

こころが
そっとときめき

かんじる...

かわいらしさ
感じると

こころは
ゆっくりと

ほほ笑みを...

やさしさにであうと

こころが
ほっこりほころぶ...

強さ
見つければ

こころならえ

背筋をただす...

小さく
まっかな実
つけた

部屋の植木

説明書には
ハバネロ...

かわいらしく美しい
その姿からは

予想できぬ辛さ
ほこるそうだ?

少し
神妙なきもちで

眺めてる...







優しい存在...


黄色い猫は
いつも

出窓に
キチンとすわって

行儀よく

みていた...

黄色い猫は
その時間

その場所にいるのが
あたりまえ

いつものこうけいだった...

だからいつも

黄色い猫に
会えることが

日常になっていた...

鳥も
道端散歩する犬も

時に

壁よじ登る
蜥蜴までも...

そう
みんなの毎日に

あまりにも自然に
とけこんでいた

黄色い猫...

だけど
黄色い猫は

いつも孤独

だって

けっして窓をでて

仲間と
おしゃべりもできない...

黄色い猫は
みんなに

しあわせな日常
あたえている

だけど
黄色い猫は

はたして

はたして...





2018年10月13日土曜日

描こうとしたのは


大きなキャンパスに

神様が

大きく絵

描こうとしてる...

なにえがく?

何を...

神様のデッサンは

飛び切り優しく
グラデーションするわ

と絵具ちゃん

大張り切り

となりで
様子みてた

クレヨンクン...

もともと
勝気な性格

俺がぜんぶ
きれいにぬる!

そういって
すべて

塗りつぶす勢い...

神様の描く
それは

いったいなんだ?

そんなことより

どちらが塗るか

そればかりに
気持ちが

いってしまってる...

絵具ちゃんは
改めて

神様の手
見ながら

おれが
おれが

と息まいている
クレヨンクンを

哀れに思い出す...

神様は
何を

描いたのか?

何も
何も

形はなかった

自由に
仲良く

キャンパスぬってほしい

そんなねがい

こめただけ...






模索


君は
うわべのやさしさ

見抜く

鋭く
切ないこころ

響いてる...

どんなふうに
抱きしめて

どんなふうにキミ
包み込んだなら

君の
震える心に

届いてゆく?

君の鋭さは

君の悲しみをも

深く
変化させてゆく...

こころに
そっと寄り添える

そのときまで...






時の車...


さみしい夜に
青ざめた宇宙を

一人彷徨う...

つまらない
そんな感覚さえ

置き去りにして...

会いたい
とおもうこと

話がしたい
と願うこと

悲しい朝に
気持ち覆う

曇天

雨が
今にも降り出しそう...

疲れてる

どこが?

疲れてる

何に?

甘えてる

誰に?

すべてが
回りだすのは

時の歯車
かみ合った時

こころが
破れてしまう

その前に...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...