2018年10月15日月曜日

金、銀...

金のさらに
自分なりに

大切に守ってきた宝
入れて

人々とのふれあい

爽やかな笑顔を...

銀のさら
透明な水

丁寧に
受けましょう

つつましく
ささやかな

涙を添えて...

銅のさらには

勤めてきた
仕事に携わった

そんな履歴

多種多様
重ねた苦労

流した汗を...







銀のさらが
一番純粋

...







記憶辿れば


遥かに遠く

薄紫の想いで

セピアに色

変えてゆく...

君の背中

手を伸ばせば

届く所にあった...

太陽は
夏を

狂おしく伝え

空は

太陽称え

雲のたなびき
さえも優しく

こころ揺らして...

薄紫の花を

いつか抱え

君は微笑んだ...






風花


風が
冷たくなってきた

震えながら
歩くひとたち...

まだまだ
寒さは
これからだから

花も
緑も

覚悟が必要...

今朝方
散歩の途中

バサバサ

バサバサ

大きな鳥が
目の前まで

やってきた

危うく
ぶつかりそうな

そんな距離...


吹いて

花は
震える...






2018年10月14日日曜日

シャッフルラブ


いつも愛は
ふっと

すり抜けてしまう

仕方ないよ...

そして
傷つくこと
怖がっているのは

キミだけではなく

僕だけでもない...

誰かを
何かを

強く
深く

信じたい...

そう
こころから願い

たいせつな

ものから
ひとから

はじめて
必要とされるとき

ここに存在したことに

感謝する...

誰かを
何かを

本当は
ほんとはね

深く
深く

強く
愛したい

そう想う...






立ち止まった季節

黄昏は
煉瓦色

街は
少したちどまって

さみし気に

こころ揺らす...

音さえ経てず

いつの間にか


降っていた

しとしと

絹のいと...

煉瓦色に染まる
季節を

キミと
肩寄せあい

ふざけあって
歩いた日々は

遥か遠く...

一組の手袋

右と左

ふたり
半分こ

そんな

くすぐったい想いで...

煉瓦の街は

今日も

雨に濡れる...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...