2018年10月16日火曜日

秋雨..


ほら
昨日より翳り

感じる世界

ほら
おとついより深み

ましてゆく秋...

いつものように
朝むかえて

雨戸
勢いよく

開け放ったならば

小さく
真っ赤な赤とんぼが

こちらみていた...

昨夜の雨で
物干し竿

濡れていて

翳る世界...

でも

水滴がひかり
反射して

まだ
ひかりもたらす...

きらきら

きらら

憂う秋...






arekara


こころが
折れてしまいそうに

すすり泣いている...

そんなあなたを
少し遠くで

あの日と
変わらぬ想い

だきしめたままで...

ただ
世の中の流れを

慎重に
そしてなおかつ

冷静に...

だからこそ
つらいのだろう



この僕からも

想像するのは
悲しいほど容易...

砂は
ながれ

時は
さらさら

こころがそっと
忍び泣く...

そんな
あなたを

あれから

あれから...





2018年10月15日月曜日

約束の雨に濡れて


あなたと離れて
あなたの香りも
あなたの気配も
あなたの声も

すべてを失って
途方に暮れていたの

それでも
遠くから
あなたの無事の
知らせを聞いて

ほっと胸なでおろし
そっと
涙を拭う


あなたとわかれた
あのひ
そうね
雨が降っていた

雨のなかを
二人濡れるのも
厭わず

歩いた
永遠の道

あの日の約束は
私を永遠へと

いざなう



雨の滴る...

あなたの全てを

優しい雨が


しっとりと

包んでいた‥











果てならば


なんで
君は

そんなに
素敵なんだろう

なぜ
君は

いつも
やさしいんだろう

どうして...

夢は
大きくふくらみ

夢には
翼がはえるらしい

やがて
夢は

そぞろ
一人歩きはじめる...

夢に
置いてけぼりに

夢に
必死ですがる

おいていかないで

はなれていかないで

こっちむいて...

まるで
いつか

恋人に抱いた
こころのよう...

夢は
夢に
夢見せて

夢の中
だけで

夢は膨らむ...






砂漠行


砂漠のような
この世界

水はあれども
こころが乾く...

青く
透き通るような
月の花

ひっそりと
咲いてる

オアシスもとめ

ひとびとは彷徨う...

惑う

そして

時に不毛な
争いの図

水で囲まれた
この星の皮肉...

どうして

こんなにこころ

カラカラ...

潤しましょう

ひと時のランデブー

そんな
まやかしでは

どうしようもない...

今日も

砂漠をいきる

そんな時代...








光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...