2018年11月22日木曜日

ある街で

おびただしく
転がる破片

ガラスの街
歩いてる

防備というには
あまりに
緩い装備で...

思い出のかけら

愛しく眺めてる...

争う心は
見たくない

悲しみに
こころ

キシキシ痛い...

ボクは
心の扉

閉じてしまいそうになる...

力は
遠く

立ちすくむ

ガラスの街...






今日も吹かれて

生まれくる
風に吹かれて

降り注ぐ光に
こころさらして

あなたの
胸に咲く花

感じてる...

新しい場所で

優しき人混みで

明け行く空は

今日は
何色に染まる...

人差し指
そっと翳した

指先に止まる
光の蝶

銀色に
輝く

君の泪...






それでもボクは

いつからだろう

恋すること
躊躇うようになったのは...

胸はって

大好きだ

と告げていた

今となれば

夢のように
無邪気すぎた

あの頃...

あまりにこころ
さらけ出しすぎて

あまりにひと
信じすぎて

大きく
躓き

転んだ夜更け...

長く
ながい

夜は訪れ

いつしか
肝心なことが言えぬ

もどかしさと相対する...

それでも
ボクは

恋をする...

臆病なこころ
隠せない

たどたどしい
恋をする...







2018年11月21日水曜日

あなたと...

どこまでもゆける




踏み出した...

希望のかたまり
胸に携え

どこまでも...

あなたに
出会った

出会えたから...

片思い

両思い

それすら超えて
どこまでも...

気持ち
しばれる

わけもなく...

それでも
ひとつの真実

まげることできない

どこまでだって
行こうよ

あなたは
無邪気な様相で


差し伸べた...






壊れゆく...

青ざめてゆく
このホシに

白い
雨が降る...

やわらかく
壊れてゆく

途方のない
愛すべきもの...

守りたい


いきまき

気合い
入れてみても

空回りする...

こころ
置き去りの

割れそうな
プラスチック


いつも

記憶の中に...







光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...