2018年12月7日金曜日

無題

一年中
鎧をかぶり

生身のからだを
生身の心を

守ってきた

ひとり
ひとりぽっちに思えて
震えてた...

夜の部屋

誰もがみんな
愛する人と巡り会い

誰もがみんな
強く優しく
結ばれて行けば

いいのに...

一年のうち
一度だけ

鎧を脱いで
大丈夫なひがある

そんな一日
もしあったなら

誰と
どんなとき
過ごすかな?

誰もがみんな
大切なひとと巡りあい

誰もがみんな
大切に
抱きしめあえたなら

鎧なんて

まったく

必要ない...

そんな

世界へ...







Flower 花のように



あなたの大切な
人が

微笑む日々で

ありますように


苦しみ
悩み


それでも

なお


こころほつれて
行くような


やわやわ

やわ

ほろほろ

ほろ



なによりも



それがあなたの

しあわせに

繋がってゆくのだから






2018年12月6日木曜日

幸福時

不完全だからよい



カラスが鳴いた

完璧はない



雲が流れる...

無様な格好が
いたについてる

そういう
相棒のミミ...

どこまでもきっと

不完全ひきづって

どこまでだって

完璧はなくて

だから
どうしたらいいんだよ

すこし
癇癪おこしたボクに

夜は
そっと訪れ

流れる時
感じて

部屋に
電気をつけて

また

いつもの淡々

たんたんたん

キミのかえり

待ちながら...






ひとりごと

ママには
ボクの

情けないところも

弱虫すぎる泣き顔も

すべて
見せてきた...

だけど

ボクの中の


いや
それほど
いさぎよく響く
いろではなく

よどみ

悲しみ

のような切なさ...

それ
語っても

きっとママは

ボクを

すべてを

赦す...

でも

でもね

こまったな

ボクは
ボクを

赦せない...

せめて

黒いカッコよさ

有ればなあ

まま

こんなボクを

まんま

どうして
受け止めてくれるの?

こんなボクなんて
とけてしまえ

やわらかなひかり

と、同化して...






ほのかに

ほのおをもやす

こころの奥で

ほのおはもえる

音もさせずに

ほのおは色づく

それは
遠い日の
あの情熱...

ほのおは
あの頃みたいに
燃え上がることはない

ほのおは
ほどよくこころ
温めて

ほのおは
そうして

こころをもやす...

こころの奥

あの日芽生えた
感情は

よくもわるくも

ながなが延々...

ほのおに名前
つけるならば

ほのか...








光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...