2018年12月9日日曜日

まる

日のひかり

からだに浴びて

キミは
ふうっとケノビする...

かわいい口は
大きな欠伸

見事なヒゲか

ピクリとうごく...

こんなふうな
ひだまりのなか

キミは
誰よりも

しあわせにうつる...

ひとの柵に
打ちひしがれた

そんな時は

キミのくつろぎ
みるが一番

キミのマイペースに
憧れ

キミの可愛さに
いつも癒され

ひなたで

ボクも

まるくなる...






瞬間に想う...

離れてわかる
大切なひと

近くでは見えない
大切なもの

だけど
やっぱり

すぐそばで
ずっとこのまま...

失ったときに
痛感する

その胸の
軋み

かなしいかな

当たり前に
となりにあるときは

その奇跡に
気づかない...

離れて

見つめる

見つめあう

切ない心が
求めたならば

もう一度抱きしめて...

刹那をおよぐ

その為に...





いつか満ちる優しさ

優しさの
かえる場所

優しさの


優しさとは
なんだろう...

ひとのこころに
いつしか宿り

ひとのこころ
辿りながら

ひとから
ひとへと

与えられ

育ち始める

種一つ...

願いという
蔓のびて

希望という
蕾もち

夢という
花咲かせる...

夢は

叶うも
叶わぬも

優しい花が
そこここに...

散りゆく花でも
種みのり

また蕾
もっては

咲いてゆく...

優しさは
生まれ

優しさは
育つ...

優しさの
かえる

その日まで...





2018年12月8日土曜日

真穂



不器用で情けない
ボクのことを

はじめて好きに
なってくれた
キミに出会う

コンプレックスのかたまりのような
ボクのこころを
キミは少しずつ
ほぐしていく

出会いから一月経つ頃には
ボクのこころのかたまりは
やわやわに

かたくなすぎた
ひとり歩いた
それまでを

すべてくつがえして


こころ
こころをつつむ


浸透してゆく

その優しさが




街角で気付けば

キミを探してる...


小人の好物

マーブル模様の空を
ホワイトチョコレートが
おおいつくす

チョコレートの涙は
雪のように

ふわり
ふわり

舞いはじめた...

地上には
小人たちが
待ち受ける

甘い雪
集めるのに
大忙し...

だって
もうすぐ

クリスマス!

ホワイトちょこの
デコレーションケーキ

空も小人に
味方する...

ブルーベリーの収穫に
お母さんはひた走る

いちごじゃないのが
ミソなのだ?

小人は
ここだけの話

ブルーベリーが大好き!

小さなお顔

ムラサキいろに染めて...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...