2019年1月4日金曜日

Re:無題

心のいろ
褪せぬまま

あの日の君
想う...

あの日のまま
込み上げてくる
愛しさは

切なさ
連れてくるけど...

心のいろ
そのまま
褪せぬ日々の

時の流れに
負けそうな
セピアの写真...

キミのこころは
いま

どこ
旅してる?

褪せないこころ

セピアの優しさ...

二つにはさまれ

胸が
いたい

いたい...






2019年1月3日木曜日

時を編む

人生
という名の編み物
してる

小さな幸せ
編み込んで

切ない涙
染み込ませ...


段数間違えた

もう一度ほどいて

今度は
丁寧に編む

小さな幸せ
編み込む

優しい涙
流れる

そのひまで...






流れる雫...

流れる
人の波

流れる
時の記憶

その中に
大切なもの

見つけながら

人知れず
抱きしめながら...

流れる
人の波

流れる
時の記憶...

こころの動き
感じながら

昼に輝く
流れ星に

そっと願い
込めてみる...

流れ去る

時の雫

雫...






限りなき一瞬

しなやかに
弾む夜


胸元

とけ込んでゆく...


澄ませば

きこえるだろう
大地の呼吸

そっと
呟いてる...

心の瞳
開けば

海は
七つの色もつ...

叶える

決めた

越えてゆく

越えるだろう

ボクら
生きる
今は

一瞬にも足りない...

だから

できるだけ     
遠くを見据え

苦しさに
揺らいでも

揺るぎない愛
胸に...

星が
生まれた頃から
流れる

氷の河...

淀みない時


目の前の苦難に
捕らわれずに

遥か
目指すだろう

限りないような

時...






2019年1月2日水曜日

Re:無題

そこいらに
蔓延る

かなしみ食べる

もう何年も
口にするのは

かなしみだけ

そんな
あるものの話...

誰かが
ため息混じりに

かなしみ吐き出す

すぐに
それは

パクリ

かなしみをパクリ

どうして
はじめにかなしみ
口にしたかなんて
おぼえてない

そこいら漂う
モヤモヤを
パクっと食べたら

それがかなしみだった
という感じか

かなしみは

食べても
食べても

なくならない...

あるものは
永遠に続くかなしみ
感じてた

そのものは
絶えずお腹
満腹にしていなくてはならない

いつも腹八分目
など

遠い
夢の話...

どうして
かなしみは
なくならないのだろう

それは
悲しみばかり
食していたために

喜びを
まったく
知ることもなく

なんのために
生きるかも

そこに
存在するのかも

なんだか
わからなくなっていた

ある時
かなしみ食べること
放棄し始めた

たらふく
かなしみ食べて
満腹だったものも

だんだんと
空っぽになる

そうして

かなしみだらけの町を
空腹抱えて彷徨う...

誰かは
呻き声あげて

苦しそうな
様相...

そのものは
初めて感じる空腹に
戸惑っていた

ふと
声をかけられる

そちらを見れば
小さな男の子が
立っている

肩から掛けた
カバンから

大きな飴玉
取り出して

あげるよ

そういって
走ってゆく...

そのものは
始めて
飴玉を口に...

そうして

はじめて

喜びを味わう...

お腹
空いてるときに

口にするものへの感謝
が芽生えた...

かなしみだらけの町
すべて食べ尽くすのは
到底無理だ

だけど
お腹が空いたとき

また
かなしみを
選んでみよう

少しずつ

少しずつ

かなしみ
遠ざけるために...

そのものは
知っていた

かなしみ
感じた後には


と共に

優しさ
宿ることを...







光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...