2019年1月17日木曜日

静夜

揺れ動く
想い

おもうとおりに
ならぬことばかり

すんなり進む
事柄の

少なさ...

聞かせて

やわらかな夜
の訪れ

聞かせて

ゆるやかに
ひかれゆく

夜星のカーテン

聞かせて

そこはかとなく
優しさ滲む

夜の音...

さらさら


星は降る

ゆらゆら

月のハンモック...

穏やかな寝息
たててるのは

ピンク色した
うさぎさん...

夜は
静かに訪れる

夜は
静かに過ぎてゆく

ああ

キミの声が聞きたい

五分だけでも...

夜露に
濡れてる

路傍の
花...






澄んだ夜の、始まりに

美しく
輝く

今宵の
月のよ

美しく
きらめいて

澄み切った空気


馴染んでる...

隣ではしゃぐ
キミ
見ていた

ボクのこころ

なにに
例えようか...

キミが
あまりに

嬉しそうに
笑うから

笑うから...










優しさの果て

ボクだけにみせる

無防備な姿

キミだけ見つめる

大好き

で癒される

とっておきのじかん...

幾つの夜
こえ

流れる時の
真ん中を

堂々と
歩いてゆく...

眠っていた
キミが

目をさまして

小さな手

こちらに伸ばす...

やわらかな
日常

尊き
優しさ

優しさ...







秘め薔薇

遠き

昔より

胸に秘めた

冷たい薔薇...

いまや
かたく

その花弁は凍り

気をつけて
触っても

崩れてゆく...

なんの
あてもなく


歩きながら

道行く人の
しあわせ思わせる
におい感じたら

こんなボクでも
ほっとする...

生まれた時から
冷たい薔薇

育てていたのか?

生きる過程で
こおりついたのか


冷たい薔薇は
いつかとけて

また
かおるひ

待っているのかもしれない...

みずみずしく生きたい

そうおもう...

ひとが生きる



一体なにに
例えよう

どんな風に...





愛する
気持ちは

なおも...


2019年1月16日水曜日

Re:無題

夏恋し

冬の
花...

夏まだ
はるか遠く


越える為に

花は
身を固くする...

きつく
固く

閉じた蕾


ほころび
急ぐほど

穏やかな日差し

感じるひ...

風は
つめたかろう


降り注ぐ
日差しに

夏恋し...

その熱
求め

冬花

凛と...







光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...