増してゆく
時折
吹きすさぶ
北風の強さ
大きく
電線が揺れる...
冷たい部屋に
ひとり帰り
すぐに入れる
暖かなミルクティー
冷え切った
手のひら
ぬくめるように
マグカップ
つつむ...
キミが
いなければ
部屋のなか
さまざまな音が
響き渡る
紅茶かき混ぜる
スプーンも
音たてる...
部屋の真ん中
陣取る
時計は
たえず
時を刻み
モーターが
どこかで音
させている...
おかしいね
二人
いるときは
ただ
笑い合う
それだけで
音の
存在さえ
気にすることも
なかった...
寒さ
感じ
暖をとり
さまざまな音
いまさら聞き取る
こころもとなく...
逢いたくて
冬...