2019年2月8日金曜日

知っているもの

なにかを
失いそうで

必死でボクは

なにかに縋る...

そのなにか


ボクの
こころのなか

窮屈そうに
音たてた

自由になりたいんだ

そんな風に...

それが
なんなのか

それすらわからぬ
ボクは

曖昧なる仕打ち

甘んじて
うけるしかないのか...

いずれにせよ
ボクは

何か
失いそうだ

視覚の


藍色に
塗られたかべ

遠い
奥の記憶...

ほんとうは

なにか
が、なんなのか

知っている...

胸が

軋んだ...





残された真実

なぜ

一度のいのち

上手に渡れないのだろう

どうして...

優しい日差し

そこにあるのに...

こんなにも
願う

使い古した
台詞でも

こんなにも
こころ全部で...

ときめき
めくる日々


残ったのは

切なさの
かけら...

信じて
見つめて

めぐる日々
残ったのは

せつなさの
二乗...

愛は
風のように

傷あと残し

消えてゆく...

ひとのこころ


孤独へと
還る...

寄り添うのは

真実

だけ...





それでも夢を

叶わぬ夢

浮かべた水面

揺るがぬ想い


木の葉が行く

怯まぬ勇気

見つけた

夜更け...

間違いだらけ
の日々に

愚かに重ねた
罪の重み

感じながらも...







2019年2月7日木曜日

あなたいてこそ

ともに泣いた

ともに笑った

ともに怒った

ゆえに

互いにこころ

ゆるしあう...

あなたの泣き声

あなたの笑顔

あなたの怒り

それは

わたしのこころ

揺さぶる...

日々を

いつも

あなたが

あなたが...








あめのあと



雨がやんだ

風が吹いた

見つめてる

ちいさな命...

冷たい雨に

潔くうたれ

激しい風に

露わに吹かれ...

つぶさに感じる

頼りない

こころ

不安...

ちいさな命

との語らいに

そっと宥める...

雨が

やんだ...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...