失いそうで
必死でボクは
なにかに縋る...
そのなにか
は
ボクの
こころのなか
窮屈そうに
音たてた
自由になりたいんだ
そんな風に...
それが
なんなのか
それすらわからぬ
ボクは
曖昧なる仕打ち
甘んじて
うけるしかないのか...
いずれにせよ
ボクは
何か
失いそうだ
視覚の
罠
藍色に
塗られたかべ
遠い
奥の記憶...
ほんとうは
なにか
が、なんなのか
知っている...
胸が
軋んだ...
思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...