2019年2月9日土曜日

白化粧...

まわりながら

踊りながら

くねりながら

降り続く

緑の葉

白く被せ...


起きてみれば

うっすらと

辺りうっすら

白い化粧
施して

ちらちら

はらはら

ゆらゆら...

汚れてゆく
だけのような

ボクのこころ

揺さぶるのは何故?

はらはら

ゆらゆら

ちらちら


大地は白

受け入れる...

足跡さえ
まだつかぬ

その上鳥が

佇んで...





包むよ...


ほどいて

ゆるめて

窮屈脱いで

たわわなこころ

取り戻して...

少し
やつれて

少し
かなしく

傷負った...

堅く
結んだ帯

そっとゆるめて

穏やかさを...

そうして

もう一度

やわらかく

優しく

包み込んでゆく...

大切な

キミのこころを...





2019年2月8日金曜日

昨日の思い出...

昨日の想いは夜風に
乗る

深夜0時

日付変更線あたりで

思い出を

想い出に

変えてゆく

深いこころの奥での

積み替え作業

淡い光が
たち込められて

愛しい
面影を

作り出すんだ

思いを

想いでに


特別なことなんて
ないけど

誰かを

大切に感じること



そんな

やわらかい

こころが


今日の思いをも







見守る

君は

うわべのやさしさ

見抜く...

鋭く

切ないこころ

響いてる...

どんなふうに
抱きしめて

どんなふうに
キミ

包み込んだなら

君の震える心に

届いてゆく?

君の
鋭さは

君の
悲しみをも

深く

変化させてゆく...

こころに

そっと

寄り添える

そのときまで...





知っているもの

なにかを
失いそうで

必死でボクは

なにかに縋る...

そのなにか


ボクの
こころのなか

窮屈そうに
音たてた

自由になりたいんだ

そんな風に...

それが
なんなのか

それすらわからぬ
ボクは

曖昧なる仕打ち

甘んじて
うけるしかないのか...

いずれにせよ
ボクは

何か
失いそうだ

視覚の


藍色に
塗られたかべ

遠い
奥の記憶...

ほんとうは

なにか
が、なんなのか

知っている...

胸が

軋んだ...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...