楓よ

闇

こころに
闇が存在

心の奥
今にも

うごめきだす

ざわつきだす...

その闇を

楓
と名付ける...

楓
は
いつから

こころに巣くう？

生まれた時に
ともにいでたか

それとも

生まれる前から？

楓

は
小さくいきつく

宇宙の
遥かに

その存在

知らしめていたか...

楓

と
うまく

折り合いつけて

やっとこの頃

生きれるようになった...

楽には
生きられない

楽しい
だけでもない

いつも

自分へと向かう怒り

やり場のない悲しみ...

楓

おまえはどうしてる...

ここから

燃え滾る

ほのおの

あまりの勢い

に
たじろいでしまう...

ボク自身
でさえ

どこに
こんな情熱が

隠れていたのか...

淡々と

過ごした日々

キミ

抱きしめたなら

この熱は

収まりみせるのか...

ここから

きっと

燃え尽きても

後悔しないくらいの

恋を

恋を...

エル

あなたが誰を

思っていても

あなたのしあわせを

ここで祈るわ

あなたに出会えた

そのことで

きっと

あなたを見つめて

あなたに焦がれて

ときめき

めくる

tonight

あなたに出会えた

それだけで

チョコデイ

苦いカカオ

で
古い思い出

溶け出して...

ブルーにけぶる

美しきひ...

若いころ

はち切れるほど

の
胸の思い

いだいて

だいすきなひとへ

と走った...

恋に
恋する

チョコレート...

キミに
告げた

大切な
思い...

サイダー...

サイダーの泡

踊る

弾けるのは

キミの笑顔

街の
ため息が

砂
巻き上げて

さして強くもない

風に

吹かれる様...

滑稽に映るか？

そして

流れる雲たち

こなごなになって

羽ばたきだす...

キミ
照らすのは

サイダーに

残っている

泡のひかり...