2019年3月2日土曜日

忘れない...


幾つもの


夢の
遠ざかる

流れて行く

自然のように...

そう

不自然さはなく

重ねて

重ねる   

記憶...

今朝の

風の
香りさえ

雨の
色さえ

泣いて
笑って

思い

抱きしめて...

少し
切ないときめき

少し
苦しい鼓動...

微笑みの笑顔

誰よりも似合う

キミの

とびきりの可愛さ


ボクは

いつも

いつでも

しあわせもらってた...

さよなら

なんてできない...

キミがいる
風景

思いっきり

抱きしめる...




忘れ咲き


愛や孤独

夢や失望

忘れそうで

忘れられぬ...

悲しみの奥
気づいたら

懐かしい河原
歩いてる...

岸辺には
少年のキミ佇み

果てない想い

メグル..

傷付けず
傷つかず

優しさで
切なさとじこめる...

孤独や弱気

押し寄せる夜を
傷ついた日を

もはや恨むまい...

孤独
躊躇い
刹那

押し寄せる夜

忘れ咲き
始めた想い

抱きしめて...





2019年3月1日金曜日

キミの場所


悲しみ
の静寂

ひかり
生まれる場所

遠くの窓から
差し込んでくるのは...

次第に
騒がしくなる


すこし過ぎた頃

雨の名残が
物干しに

水玉つけて...

悲しみ
の騒然

闇から
開かれてゆく...

その
まんなかに

キミが

いつもそこに

そこに...




街は極彩色


美しい
白い時刻に

青白き
キミの頬を

あかく
太陽が照らし

ひかり
の色は橙...

いまも
緑誇る木々

水色の風
に揺れる...

突如
横切ったのは

黄色い
スポーツカー

クロとシロ
とのブチいぬが

道歩く

むらさきの
毛並み輝かせた

ロシアンブルー猫...

そらは

雲ひとつない

流れてゆく
このときに

こころ委ねる...

色とりどりの
パレットタウン

は、いまも

いろ

作り出す...




無重力心理


重ねるまま

溺れてゆく...

宇宙の意思


導かれる...

報われたい

救われたい

そんな欲望から

醒めてゆく

真っ青に

目覚めてゆく...

重ねるまま

そう

重ねる

そのまま

そのままに...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...