小さな変化

雨
降りました

雨が
滴り落ちながら

小さな水溜り

つくりました...

水溜りのまわり

小さな虹

かかりました

虹のアーチ

を
小さな虫が

渡ります

健気に泳いで

渡ります...

雨
降りました

小さな物語

生まれました...

ゆるやかに

ゆるやかに

そこを

目分量

で推し量る

推理する...

例えば

きみにまつわる

謎さえも...

たどり着いたとき

光差し込み

軈て

木々たち

ざわめき

花は

おどる...

地平線の彼方

揺るがぬ努力

が実を結ぶ...

世界の片隅

ほんの一角

での

そんな一瞬...

飛行機雲

空は
空で

雲は
雲で

鳥は
鳥で

飛行機は
飛行機で

お日様は
おひさま...

そらは
空で

そこにある

だけど

空は
空で

実はない

あるようで

ない...

儚い
夢のなか

捲られてゆく

色の変幻...

空は
空で

雲は
雲で

鳥は
鳥で

飛行機は
飛行機で

お日様は
おひさま...

そして

確かなもの
求める人

は
むなしさ抱き

今日も

そらみつめる...

42.195..

どこに
そんな力が

そんなに
小さなカラダの

どこに
そんなちから

残されていたのか...

ボクは
きみの

こころの強さ

垣間見る...

余力など
もう

残されている筈はない

と半ば

あきらめていた

でも

残された力
振り絞って

きみは
ゴールまで

駆け抜けた...

しかし

マラソン

おわっても

人生という旅

は続いてゆく...

セピア

生きてく強さを
その心に
そっと宿し

誠実なる
愛に目覚めてゆく

努力が、いつしか
実る時

心は喜びに
震える

セピアの色が

優しさ灯す

キミとの日々

夢のなか
キミの面影を
抱きしめる

風がこころを
吹き抜けた

生きてく強さ

その心に宿し

誠実なる愛に

軈て目覚めてゆく

不器用なりの

愛しかたで

思い切り愛

空から降り注ぐ

光のように

ことだま

言葉の魔法

言葉の不思議

言葉のやすらぎ...

言の葉

を
あなたは

優しさで

ふぅってはなつ...

言葉の不思議

言葉の魔法

言葉のやすらぎ...

誰かの
言葉に

心
熱くさせる...

言葉の魔法

言葉の不思議...

ことば

は

無限にも似て...