やさしさ求めて

かなしみ忘れる

そのために

切なさ募る...

そのたび

優しい言葉

探してしまう...

悩みの中

ひとは

望み

僅かながらも

つないで

見つけて

すこしの喜び

胸に抱いて

あゆむ...

かなしみ忘れる

そのために

切なさ募る...

そのたびに

優しい言葉

見つけたい...

虹色の飛沫

憧れは
七色の滝

マイナスイオン
の宝庫

雄々しくも
気高く

それはおちる...

流れだす
は旅のはじまり

赤い水
は情熱運び

青い水
は清らかさを映し

黄色い水
は太陽の光想わせ

緑色の水
は自然豊かな大地

祝福してる...

桃色の水
に花たち浮かぶ

せらせら
せせらぎ

橙の水
が夕日

反射させている...

それは

ひとり
ひとり

十人十色

の色模様...

乾ききったこころ

に

じわり
じわり

浸透してゆく...

キミの

求める色

教えて...

忘れない

繰り返す

やわらかな痛み

切なさ

と、いとしさ

混じり合う...

時には

むねに灯す

時には

胸を突き刺す...

繰り返し

繰り返し

幾度となく
感じる

痛み

忘れたくない...

外にでたなら

野良猫が

獲物くわえ

さささ

と横切った

痛み
忘れない

静かに走り出した...

魚たちの日々

時間という
海を

時空という
時を

泳ぎ続ける

魚たち...

時に
荒波に飲み込まれ

時に
さざ波と戯れて

ゆるやかに

水面

を太陽が揺れる...

限りある

優しい

時の中で...

ring

永遠に
満たされぬ

孤独の影
に、おびえながら

それでも
やわらかなここちで

もがいて

あきらめて

なれど

醒め切らぬ

かなしい夢

凍える瞳...

抱きしめ合う

心

りんぐ

ring..

わたし
とあなたの間

うまれゆく

こころの傷

わすられぬ過去...

頬

濡らしてゆく...