ホワイトブルース

溢れだす愛

差し迫る時

もたれかかった

憂鬱の中

かけがえのない一瞬

生きてゆく...

雲が

太陽隠した

月が

ワルツ踊った...

散乱したこころ

拾い集めては

大きなダンプカー

通るたび

揺れるからだ

保つ...

太陽が

雲で隠れた

月が

ブルースうたう

白く...

無題

さらさら

さら...

崩れ落ちる

砂の城

のように

夢が

消えてしまう...

その前に

甘酸っぱい

記憶

味わい深き

your heart

あなたのからだ

緩やかに伝う

命の証明...

砂のうえ

で

抱き締めて...

もどらぬもの

大切なもの

を

たった一度の過ち

で失ってゆく

言い知れぬ

寂しさ

そっと訪れて...

だけど

まだ

気のせいだろう

と
思いたい

ボクがいる

まったく

往生際が悪い...

確実に

離れていく

そんな現実

目の当たりにして

目の当たりにして...

流れ流され

風
吹いた

ただ
洗濯物揺れた

風に泳がせた
Ｔシャツ

黄色くはためく

真っ青の空

ヘリコプターが過ぎる...

キミと
出会い

ありふれた日々
が輝き出した...

言葉の前
に走りだす

言い訳してないか

ひかり忘れてないか

弱いから
こそ立ち向かえる

悲しいから
優しくなれる...

時は
零れてないか

愛は
流されてないか

流されて

ないか...

青実のまま

いつまで？

その儚さ

その優しさ

その切なさ

未熟のままに

抱きしめてゆく...

もんどりうって

喘ぐような

無様なこころ

波打つ気持ち

不甲斐なさ

に嘆く瞳...

いつまで？

未熟のままに

その儚さ

その優しさ

その切なささえ

も抱きしめる

未熟故の青さ

感じながらも...