2019年4月1日月曜日

春が駆け抜ける


胸に
希望抱いた

四月の扉


優しさの日浴びて

ゆっくりと開く...

やわらかな眼差し
覗き込むように

小さな鳥

が低空飛行...

おだやかに

なるべく波風たてず

和む

調和の取れた

日々...

キミ
見つめて

キミに
焦がれて

心音高鳴る

春ららら♪




afternoon


ほかの
誰かに

想いを寄せる

薔薇色の
頬に風が

口付けてゆく...

キミのこころ
キミのもの

そんな当たり前


すこし切なく

見ている...

だって
こうして

もう何年
過ごしているのか

キミ知った

その日から...

首筋に
後れ毛纏わり付いて

余計にうなじ

強調する...

か細い肢体

掠れた声

真っ直ぐな瞳...

誰か
待ち望んでる

期待と不安

入り混ざる表情...




ほのか...


そんなことだと
思っていたよ

微笑みさえ
浮かべ

キミはこたえた...

ボクは

不甲斐なさに
やりきれない日々

悶々と

送ってた...

そんなボク
をキミは

たった一言で

その
爽やかな笑顔で...

ボクは

まるで
すくいあげられるように

やわらかく包まれた

その

優しさに...




惑星


惑わせて
惑わせて
蜜に絡めた指先が

揺らめいて
揺らめいて
感覚遠退く瞬間

祝福のときを
見下すのは梟の親子

ポポぽぽ

惑わせて
惑わせて

愛をゆらゆら

永遠よりも長く
一瞬よりも短い

口づけを交わす

惑わせる瞳に
こころはときめき隠せない
ゆるしあう

優しさに
溶けて

溶けて...




無常


変わりゆくもの

ひとのこころ

のひらひら

変わりゆくもの

青い空

と雲の形...

勇気

ひとつ

振り絞る

大切なもの

に手を伸ばす

変わらないもの

ありはしない



かなしいほどに

わかっていながら...

変わらないもの

ボクのこころ

の稚拙さだけ...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...