2019年4月8日月曜日

大地の果てで


歪んだ太陽

霞む陽炎

緩んでゆくこころ

を、ほどいて...

弾んだ風船

静かなる挑戦

赤く

あおく

刻まれる衝動...

ありとあらゆる

息づくいのち

見つめてる...

怯えた

凌いだ

揺るがない響き...

遥かに続く

クエスチョン

途方の果てで

聴いている...




2019年4月7日日曜日

うまくいかない


うまく生きる

上手にわらう

泣いたあと

虹を描く...

そんな

理想とかけ離れた

ぼろぼろ

取り繕うようないい訳

繰り返しては

こころ

が、やわに

痛む...

もっと

キミを愛して

もっと

キミを包みこんで

それさえも

遠い...

いったい

どうして

深溝にはまった?

狭いみち

入り込んで

身動きとれないトラック



ボクもだよ

と...

ああ

おんなじだね...

ちょっぴり

特別なひ

に、容赦なく

憂鬱の影...

空白の時

抱きしめる...




わたしは樹木


ミステリ

ヒストリ

ただひとり

秘密

抱え込んだこころ

に、そっと

おまじないをかける...

歴史の中

埋もれゆく想い

ミステリ

ひすとり...

行き交う
ひとなみ

取り繕うように



縫ってゆく...

螺旋
描いて

進む足取り...

まるみ
帯びた

ふくよかなこころ

萎びさせないで

そんな風

願う...

突風に

足跡

は埋もれ

倒れそう

に、しなる

は小さな樹木...




tear


月の影を
そっと辿る


不安な夜
尖ったこころ
まるみをみつけて

満ちてゆけ



小さな夜を
わたる船に
乗り込んだのは

オールさえ
持たぬものたち

行き先は...



水面に落とした


海の潮を増してゆく




月は眠る


小さく傾き

大きく揺れる

月へと向かう

列車に乗ってる...

月の夜
を泳ぐ人魚

美しき
その鱗

やわらかなる
からだ

器用に動かして...

月の夜に

瞬く星のそのひかり

受けて小さな鱗

が煌めき放つ...

溢れ出したのは

月のヒカリ?

それとも

人魚の涙?

伝説覆し

しあわせをてに

眩しいからだ

月のひかりに滲ませ

泳いで行く...

どこまでも

強く

しなやかに...

海より
深き

こころに宿る

愛...

こぼれだした記憶

ひかりのなか溶け出し

空は

月を抱きしめ

月は微睡む...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...