2019年4月14日日曜日

アトカタ


スランプが。襲う

クラクラよろめく

ゆらゆら揺らめく

弱さばかりが

目立ちはじめる


あの日から

思い起こせば

そう

あの日からだ


カラダがばらばら

こころがひりひり



ああ


残されてゆく




2019年4月13日土曜日

吐息混じりの希望


溜息が

冷たい

飛沫に変わり...

一体

なんになるの?

気づいた

なにができるの?

もがいた...

ただ

何者でもないボクを

否定も
肯定も

せずに

風は吹いた...

庭の
鮮やかな

ピンクの花たち

が、すこし

眩しい...




愛の水


少しずつでいい

少し
近づく

そして
遠ざかる

想いのいと...

水なくして
咲いている

サボテンの花

少しずつでいい

少しでも...

そんな

遠ざかる想い

唇でたどる...

よみがえる

あついときめき

あなたの視線

戸惑いながら

受け止める...

サボテンの花

綺麗に咲いた

水もない

ここは砂漠

ふっと

降りそそいだのは...




canvas花咲く


咲かせたい

あなたのcanvas

染め上げたい

優しさ込めて...

折しも

春の花

やわらかに香りたつ...

蝶々が
あまりにも美しく

羽広げるから

ボクは

そっとその姿
あなたに重ねて

咲かせたい

自由な吐息で

咲かせたい...

みて

悲しいほど美しく

染まってく...

いくよ

白いcanvas

透明な雫

透き通る

まるで

あなたのよう...

振りほどけなかった
地上の悲しみ

さえもすこしずつ

やわらかな色
足して

それでも
あなたは

透明なまま...

そう

汚れなきヴェール

そのこころに...




真夜中ぼっち


真夜中過ぎ

草木も

眠りむさぼる時間...

ボクの知らない

あなたの姿が

夜闇に

くっきり映し出される...

ああ

いったいボクは

あなたのなにを

みてきたのだろう


上げたあなたは

妖艶な
月の精さながら...

あなたへの
愛しさが

そのまま

届かぬもどかしさ

に変わる...

想い
思えど

言葉にせねば
伝わらないよ

ボクは
自分に

そう言い聞かせる...

真夜中過ぎ

草木が

寝息たて始める

そんな時刻

眠りから

置いてけぼり

の予感...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...