深海より

深海に沈む

言葉の数々...

いつか
無理やり眠らせた

あなた
へと向かう想い...

どうしたって
忘れるはずないのに

うずくまって

やり過ごした...

壊れそうな
硝子抱え

深く

深く

胸に宿らす...

伝言

もっと優しく

もっと切なく

もっと淡く

伝えたい想いは

溢れてくるのに

言葉にできるのは

ほんのすこしの

気持ちだけ

ちょっぴり痛む

膝小僧

抱えて

美しい夜にまぎれてゆく

いつの日も

あなたを想う。。

乱反射...

ゆらりら

心

ゆれる...

孤独にもがく

大いなる宇宙...

安らぎに
満ち

すべて
受け入れるよな

破壊力

理不尽なる...

もう
どれほど

時を過ごし

もう
どれだけ

歩いたのか

明日に確か
を求められず...

ならば

今
確かなるときめき

を

移り気なる景色

を

眩しげに眺め

確かな今

を感じよう...

逃れられることなき
悲しみ

そっと

飼い慣らす...

散りゆく

花のように

ひらり

粉々に

乱反射する

きもちたち...

可能性の軌道

可能性
感じてる

pianissimo
で始まる

ゆるやかな序曲...

いま
不意に
雨落ちて

ベランダに
音たてはじめた...

空は
グレーがかる雲に覆われ

洗濯物
慌てて取り込む

隣人の
窓閉めた音...

降り出した
かと思えば

急激に激しくなる

雨足の強まり

に可能性

感じてる...

空
ゆくのは

鳥だけにあらず...

大きな地球船

は不安定

な格好で

可能性乗せて...

恋はメロディー

ほんとうの
キミの姿捉えた

ボクの瞳

は

キミ
待ってたんだ...

こんなに
こんなに

胸
熱く滾らせて

ボクは
キミ

待っていた...

キミは
風の如く

爽やかなかおり

そっと運んだ...

永遠と
刹那と

曖昧と
混沌と

混ざりあう...

確かなこと

それは

切なく
こころ伝う

キミへの

キミへと向かう

メロディ...

五線譜に乗せて...