2019年5月2日木曜日

夜闇へ...


そして

ひかりのなか

ゆらり

震える

いのちひとつ...

やがて

やみのなか

じわり

いきづく

こころ感じて...

ふるえながら

とまどいながら

いまなお

想いは巡り...

そして

また

闇に

包まれてゆく...



巡る夏の記憶


とまったまま

の二人の記憶

夏空

が切なく

呼び覚ます...

ああ

ゆるやかに

時は過ぎゆき

確かなる

胸の痛み

此処にあるのに...

新しい恋人

の隣で

変わらぬ微笑み

浮かべ

やさしく手のひら

包み込む...

あの日が遠くなる

それにつれ

あなたは
記憶に
 
しっかり

刻まれてゆく...

切なさ
募る

夏空

滲んでは

また
青く

戻れない日々

みつめる...




aosora


うねり

くねり

やわらかく
こころに

まとわりつくような...

そんなもの

に寄り添う

時代...

ゆら

りら

こころが揺れる...

とぅら

りら

安らぎ満ちてる...



はらり

ぱらり

捲られてゆく...

あたかも
それが

当たり前のように...

見上げた空は

かなしいほど

のアオ

あお...




オレンジ...


つらつら
つら

些か
巨大すぎる

ビルの隙間に

あの頃
と変わらぬ

夕焼けそら...

記憶
ゆさぶる

なにもない
草原

ダンボール
で拵えたベッド

蓮華
摘んでは

花飾りつくった...

夕暮れ
間近

壮大なる

オレンジ...

いまは

ビルに囲まれ

窮屈そうに

沈みゆく

沈みゆく...




2019年5月1日水曜日

離れられない


用意
されたのは

紅く燃えて

やわらかにおちて

くすぶる

たかぶる

あらぶる

はらはら

こころ惑わせる

もの...

夢ならば

きっと

相当大胆...

離れて行かない

離れてゆかない

紅く燃えた

こころ抱いて...

愛すればこそ



痛みと出会う...

紅く燃えた

くすぶる

たかぶる

あらぶる

もの...

離れて行かない

離れていかない...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...