たたかいすんで

たたかいの
始まりは

悲しみ

連れてくる...

たたかいが

続けば

傷持つ者

増えてくる...

たたかいの

意味に

気づくものは

きっといない...

たたかいは

なにも生まない...

たたかいの

終焉に

緑の風

吹きわたった...

それでも

嬉しいのに

寂しさ

覚えるのは

何故？

魔法に

かかったふりして

あなたの言葉

信じてみるか...

ため息が

花弁を静かに揺らし

寂しいのに

言えないのは

何故？

穏やかな

あなたの顔

見つめていても...

時計

数えきれない涙

溢れだした

切ないひびこえて

身体の奥から

流れ出す

ありのまま

受け入れた時

あの日の場面

いま

この時のように

思い出してる...

チクタクチクタク

とまることなき

時をかんじて

かんじて...

いいわけ

言い訳するなよ

自分を

言い訳するなよ

自分に

どうして

どうして

だから

だから

だって

だって

もう卒業...

焦るよな

まだ日々は

残されている筈なのに

焦る...

なんでだろう

せっかちに

早急に...

でも

まだ

命

続くような気配の

かんじが...

隣で知らない人が

大きな口開けて

笑ってた

僕は

何故かほっとした...

初めてのキス

柳の下

交わした口付け

仄暗い場所

それがなぜか

心地をよくさせた...

はじめて

君に触れた

僕の手を

君は

キュッと握り返した

柳の葉

風に靡いた...