秋近し

美しい彩りで

色彩豊かなる

秋の入り口に

そっと佇む...

小さな心に

なんと名付けましょう...

次第に
その激しさ潜めてゆく
日差しは

いつの間にか

やわらかく
僕らを包んで...

実りの秋に
君は

何を手にしますか

はだかんぼう

あるがままのキミに

揺るがない心

捧ぐ...

弛まぬ努力

続けたキミに

心からの敬意を...

そして
明日もきっと

こうして
キミへと

思いを綴る...

ベット際に生けられた

竜胆の花が

その美しさ

讃えてる

あるがまま

あるがまま

そんなキミを

眩い光が

今日も照らす...

優人

優しいひとを

穏やかに
みつめてる

そんな幸せ

優しいひとに

やわらかに
笑いかけられる

そんな幸福...

優しいひとが

僕を
見つめていなくとも

優しい眼差しが

ほかの誰に
注がれようとも

誰よりも

キミを知りたくて

駆け出してしまう...

この

想い...

銀時

例えば

美しき
人魚

例えば

柔らかく消えてゆく
泡

例えば

陸に憧れる
魚

例えば

金の光に導かれし
勇者

そして

今日のひ灯し

銀色の時

すぎてゆく...

恰も
まるで

永遠かのような

時の流れ

風吹いた

柔らかな
手触りの朝

迎えてる...

静かに鳴き続ける
蝉の声に

陽は軈て

この身に降り注ぎ

このこころ

明るく照らす...

少し涼しげに
爽やかな風

吹いた...

そんな

夏の終わり...