風の色空の色

この世界が

色
なくしたとしたら...

風のいろ

空のいろ

木々たちがみせる
四季の色づき

芸術
思わせるような

この世界が

色
なくしたとしたら

キミの顔が

ほの紅く
色染めるのも

映らない...

昔の
モノクロ映画の如く

色なくしたとしたら...

晴れやかな
舞台には

程遠いぼくも

色の感じ方は
知っている...

この瞳で
認識する

この世界の色

このこころで

抱きしめる...

秋の訪れ

なかなか
やるじゃない


なかなか
いいじゃない

なかなか

なかなか

中心をとらえる...

今日も

なかなか


素敵な日にしよう

美しく
羊雲浮かび


やわらかく
風吹いた

秋の虫が
小さくないてる...

なかなか

いいじゃない

素敵な日に

なりそう...

秋のはじめに

朝夕

少し冷たい風が

吹き始めた

ここから季節は

加速度あげて...

だって

空

見上げたなら

秋雲がぽっかり

浮かんでる...

暑い

暑いと

夢中で

駆け抜けた夏

終わってみれば

あっという間...

あなたが居る

日常も

戻ってきた

変わらない

屈託ない笑顔で

あなたと

朝迎える...

あなたの声

夢のように

きいている...

母と暮らせる

しあわせは

秋に

可憐に咲く

秋桜...

楚々として

だけど

確かなこころ...

命は天恵

命の始まりは

静かに

厳かに

命の育みは

やわらに

丁寧に

命の叫びは

時に

胸をうつ...

命

生きる我ら

命の始まりを

命の育みを

命の叫びを

照らし出す

天からのひかり...

今日も

歩いてゆく

歩き続ける

その命

その命の輝きを...

キミが

そっと手を差し出す

ボクは
その手

強く握って

勇気を
心に

滾らす

ふつふつと...












新たなる

夢は芽吹いて...