2018年11月19日月曜日

ゆられる...

聴かせて

星のささやき

聴かせて

コモレビ降り注ぐ
ひかりのおと...

ゆられるひび
泳ぎ続ける

その為に...

きかせて

雨の後の
虹の躊躇い

きかせて

太陽
沈む瞬間の
地球の営みそのもの...

ゆられるひび
わたりきれる

ように...

ゆられる
ひびの中

想う...





キミのために

キミの肩に
反射する

お日さまのひかり

キミの
怒りさえも

キミの
憤りまでも

緩和してゆく...

キミの指から
伝う温もり

ボクの寂しさ

そして
ときの刹那

それすら
和らげてゆく...

キミの髪から
かおるシャボン

日々の疲れ

日々の痛み

取り去るよう...

キミの存在

キミが
そこにいてくれるだけで

救われるような
気持ちになる...

キミの為に
なにができるのか

この頃
ボクは

考えてる...

キミの怒り

キミの寂しさ

キミの刹那

こころで拭う...

そんな
大きな夢

胸に
描き始めてる...






少女の想い

あなたを
愛した

こころごと

あなた
見つめ続けた

優しい面差し
切れ長の目を...

にっこりさせて
笑う

あなたの
すこし垂れた目が

物腰のやわらかさ
助長する...

日差しを受けて
きらめく髪の毛

横顔に
そっとささやく

そう
心のなかで...

かなわぬ恋


かなわぬ思い


乱れそうな
心だけど...

見つめていたい
あなたの仕草を

その微笑み

見つめていたい...

誰かを想う


赤く染めながら...






その道をゆくもの



ひよこが歩いているのです
ひよこはちいさく
足を運び
ひょこひょこ
ひょこひょこ
可愛いあゆみ

その後ろを
ニワトリが
歩いているのです
ニワトリは
でっぷり貫禄を
伴って
ひょいひょい
ひょいと
歩きます

そのまた後ろを
みみずがはってくるのです
ニョロニョロ
ニョロ

ひとたびニワトリが
後ろ振り向けば
鋭いくちばしが
とらえるだろう
みみず

それでも
なんの躊躇いもなく

みみずははっているのです



そして

その後ろを

ついてきたのは


さてさて?

なんでしょうか


虎視眈々
目を光らせていたのは

二足歩行
どんな動物より
ずるかしこく
どんな動物より
かなしい


そして
優しさを
憶ひ出す

道なかば



修行中の

人間でした











2018年11月18日日曜日

ロマンに口づけ

ほのかにかおる
薔薇のにおい

危険な恋が今夜

ひとよに燃える
ひとよに

やわらかく
のけぞる
肢体

今宵
秘密さえも
すべてを
赦すだろう

ふるると
となりで
猫が耳をかいている

ひとよに燃える
ひとよに

恋は気まぐれに
恋はいたずらに

ひとよにもえる

ひとよに
幾年心寄せ続けた
あなたへと









光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...