2019年3月30日土曜日


すんなり
受け入れられない

己の
無力さ加減...

だから

言い訳
並べては

最もだろう

と嘯く

滴りだした
勇気の雫

ポタリ

ポタポタ...

慌てて
小さな受け皿

用意する...




月光のような...


やがて
気づきだす

そう
いつもは

当たり前に
そこにあることに...

ボクは

すこし

その
やわらかな優しさ

あたかも
当然であるように

さして
感謝のきもちさえ

口にせず

すごし...

だけど

それが

どんなにか
素敵なことなのか

どんなに
大切にするべきものか

やがて
きづいてゆく...

ときの

徒然に...




thank you..


そうだね

あの日々は

擦り傷拵え

こころ磨いた

小さな

ボクらの

精一杯の冒険だった...

朝日

眩しく見上げ

昼間のお日様

に元気をもらい

騒ぎ疲れた夕刻

オレンジ色

に染まる空...

まるで

映画のワンシーンのように

こころ

癒して沈む

太陽に...




2019年3月29日金曜日

夢と実


凍らせて
すべての「夢」

溶け出した
それは「実」

吸い尽くす
いのちの限り

貪る
本能のまま...

凍りついた
それは

「夢」

溶け出したことで

「実」

その実態を知る...

吸い尽くせ

貪り尽くせ

本能が哭く...




想い人...



ひとつ

それは

刹那にも
永遠にも

なれる...

想い
思いのはる...

恋人が
振り向いた時

そこにははる
が横たわり

春は
ちいさく頷く
素ぶりで...

ボクは
キミの
優しき姿

脳裏に
自然と焼き付けていた...

ボクは
春の真ん中で

キミ
抱きしめた...

ふと
どうしてか

切なさ襲う...

恋人は
夏に向かって

風鈴のやうな
涼しげな眼差しを

真っ直ぐに

想いびとへ...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...