夜色

愛してる...こころが 

そっと囁く愛してる... 

 あなたへとただ向かう想い... 

 寂しさ切なさと隣り合わせの人生... 

雨に濡れた木々たち 

 すこし疲れたように眠る... 

 風にそよぐこと 

 ひとときやめて 

 やわらかな 

あなたのこころ

 仄かに色付けしてみたい... 

際立つような鮮やかさとは 

 ほど遠い...それでも仄かに...

吹かれながら

答えなど

求めてはいない

答えなど

求めてはいけない

ただ

風に吹かれて

風に吹かれて

ありのままの

自分で...

ありったけの

勇気

と

抱えきれぬほどの

好奇心

と

すれ違った愛

に

しがみつきたい

夜もある...

冷めても

なお

温もりは

刻まれるように

このこころ

に残る...

答えなど

求めない

風に吹かれて

命が震える

こころが

そっとオトたてる...

確信

感情の糸

絡まる時代

広がる宇宙

狭まる視界

チクタク

チクタク...

慄き

妨げる

瞬間の循環

記憶との対峙...

なだれ落ちて

くるように

感情がとかれる...

あたたかな飲み物

に

手を伸ばした

掴んだのは...

bluebird..

小さなしあわせ

感じる朝

の

涼やかな風...

悩みごと多き
毎日

青い鳥が

苦しいよ

と鳴いている...

青い鳥が

切なさ
に咽びながら

それでも
人々に

しあわせ運ぼう

と

もがいてる...

あなたの
頑張りを

歯
食い縛り
堪える姿を

無駄にはすまい

と

震えてる

震えてる...

ストライプ...

切なく 

絡まる

奏でるような

記憶のメロディ...

大丈夫だよ

と

無理してわらう ...

アスファルト
濡らし

雨が降る

次第に
色が

濃く
変わりゆく...

通いなれた道

は
ストライプ

におめかし...

傘も差さず

に
行き交う人たち...

大丈夫だよ

と

無理してわらう

あなたの

凛

凛...

宇宙が開く

愛しさを

そっと

抱きしめる...

狂おしさに

頬染める...

やわらかく

伸びてきた

こころに咲く

花の蕾

が

あなたの優しさ

感じて

いまにも

開きそう...

そして

朝露

浴びたなら

きらきら

美しいひかり

受けて...

蕾

の

開く音

聞こえそう...

ほら

それこそ

宇宙の意思...

蜜姫...

秘密だよ

そう言って

キミがくれた
言葉...

あまく

切なく

濃度増した

シロップのよう...

舌に
まとわりついて

こころ
滑らかにしてゆく...

秘密の意味に

すこしの
やましさ
覚えながらも

秘密という
キミの魂胆

に
ある種の絶望

おぼえながらも...

一欠片...

星の一欠片

が
オトたてて

愛しているよ

と
消えてゆく...

ボクは

なにも出来ずに

ただ
消えてゆくかけら

見守る...

星が

やがて

時越えて

その命

終えるまで...

星が

やがて

永遠になるまで...