2018年8月18日土曜日

夏の終わりに想う...


八月終わりの
おぼろな心

真夏
謳歌し

果ててゆく蝉...

まばらに感じる
人波は揺れ


翳して

指先見つめる...

小さく揺らぐ
ひかりのわ

キミの
無邪気な笑顔

おもう...

ああ

秋はもう

すぐそこ...

静かにながれる
虫の声

きいている...






グッドモーニング


何気ない日常

やわらかな
優しさに

包まれる

何気ない

キミとの語らい...

ふんわり



撫でてゆく...

何気ない

ある晴れた

土曜日...

大切な

何かが

目覚めとげる...

これから

そう

はじまる

何気ない

いつもと
一見変わらぬ



朝...






2018年8月17日金曜日

宝探し...


できる限り
早く

できるだけ
スマートに...

夜明けに見つけた
地図の端くれ

探し続けてた
憧れ

おちてくる...

遠い未来の
永遠の最中

駆け上がる
天使の梯子

自由になるを
手に入れ

そうして

それよりも
大切な何かに

目覚める...

できるだけ
早く

できる限り
鮮やかな切り口で...

曇り空の
午後

窓辺に
もたれながら...






共鳴


ほんの少しの
こころづかいが

ぬくもるこころ

育ててゆく...

誰かに砕いた
心尽くしは

木霊して

連鎖してゆく...

つながる
未来の行く先

照らしてゆく...

こころ

そっと伝える...

こころが

そっとこたえて

こころと心

響きあう...





記憶の街


薄く
淡く

さも儚げなる

その記憶...

とある街

記憶の存在で
生き続ける...

人呼んで

記憶の眠る街...

今日も街は
沢山の

記憶の流れの中...

朝を過ごし
昼前

ふと
憎悪の記憶

さまよいこんできた...

街は
苦しげに

うめき声あげ

壊れそうなほどの
突風吹いた...

その様子

少し離れて
見守るめが

涙の雫で
きらりと光った...

そのものは


救いたい



街の苦しみ
拭ってあげたい



そんな風に

自分が
何ものなのかもわからずに

忠誠と同情

そして

少なからぬ
懺悔を含む

心もちで...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...